「唐子車」  (1)
建造:1741年(常滑市有形民俗文化財指定車)
祭神:小倉神社「高皇産霊尊・塩土老翁」
 大野では最も古い山車で、おそらく知多半島で現在曳かれている山車の中でも最も古いものと思われる。  前戸に格子状の引戸が有る、古い形式を留める名古屋型の山車です。
1741年建造、1784年に大がかりな修復がなされ、翌年、名古屋の竹田藤吉によりからくりを、 1858年には支輪の彫刻が瀬川治助重光によって製作される。
 4体の人形を有し、大将人形は塩土老翁。大唐子に中唐子が肩車され松の枝に吊るされた綾に移り、 そこにぶら下がる太鼓を叩いた後で首を左右に振りながら降りてくる離れからくりです。 下山にある小唐子は、采を振ります。


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