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「東龍寺」 (21) 巌松山来迎院東龍寺は、貞観六年(864)天台宗の圓仁和尚慈覚大師が草庵を建てて以来の古刹です。永享年間(1429−40)浄土宗に改宗しました。明応四年(1495)本尊阿弥陀如来を比叡山から迎えました。桶狭間の戦い、本能寺の変に際し、徳川家康をかくまいました。享保十五年(1730)の大火に当寺本堂は類焼を免れ、野間の大坊に次ぐ古い貴重な建築様式を現在も保っています。市指定文化財の「古過去帳」を始め寺宝が多数保存されています。 ●もどる●