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「蛍光灯あれこれ」 あまりに種類があって、何を選んでいいのかわかりにくい 蛍光灯について、いろいろとご紹介します。 ○色再現性による分類 ・家庭用の色がきれいに見えるやつ ・・・っていう言い方も変だが。  「EX-N」クラスがそれで、いわゆるパルックとかいう3波長型昼白色。   万能ではあるが、わざとらしいくらい赤が引き立って見える。 ・一番安いやつ・・・いかにも体に悪そうな。   昔のスタンダートタイプで、「DX」だったと思う。   一部の事務所などでまだ使われているかもしれないが、   この光源で色を正しく判断するのは不可能に近く、感覚が変になる。 ・業務用に使える演色性のいいやつ・・・といっても意外と安い  「N-EDL」クラスで、演色AAAって書いてある。   パルックとそれほど値段が変わらないのでこちらがおすすめ。   本当に自然な発色ですが、しょせんは蛍光灯です。 ○色温度による分類 ・「W」白色   色温度の低い暖色系。   電球色まではいかないが、かなりオレンジ系の色味になり、   心理的には落ち着くが、暗く感じるので作業には向かない。 ・「N」昼白色   太陽光に近いナチュラル色。   色判定に用いられる色味で、一応、標準として使われている。   一般家庭用としても万能で、癖がなく違和感も無くて使いやすい。 ・「D」昼光色   晴天時の日陰の色に近い寒色系。   非常に色温度の高い、すっきりとした青白い光を放つ。   つめたさを感じて落ち着かないが、コントラストが高く見える。 Dの昼光色に慣れていると、 モニターの色温度が高いのに気づかなかったりする。 この色味の蛍光灯も、PCのモニターも、 純白よりも青白い方が、より白く感じる錯覚をうまく利用したもの。 そうそう、みんなだまされているんです。 確かにきれいに見えはするが・・・ ということで、それぞれ好みの蛍光灯を理解した上で選んでみて下さい。 落ち着き感やすっきりきれいな白など、 部屋によって使い分けるのがいいみたいです。 最近変わってきたこととしては、 「4波長型」というものが出てきました。 これらの蛍光灯は、野菜用とか、肉用などと 用途が定められているおもしろいものです。 あと、退色防止用なんて〜のも見つけました。 蛍光管にUVカットの仕掛けがしてあるのか?なんて ちょっと興味があります。
                
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