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「液晶モニター」 液晶モニターも物によってはレタッチにつかえるんですね。 画像処理に携わる者にとっては、液晶はご法度だったのに。 たとえば、アップルの純正品とかは、見る角度によって変わってしまう 色味もほんのわずかで、上下の濃度差も気にならない。 でもまだまだ使えないものも多いから、 現物をよく見て買ったほうがいいですね。 意外だったのは、FUJITSUの液晶モニターで、 つい最近中古で入手した、「VL1520T」です。 このモニターなら十分レタッチに使えます。 かなり視野角が広く、どんな角度からみても、濃度、発色とも安定していて そこそこ判断ができる代物だったんです。 ただ、グレースケールを表示させたときに、 明るいグレーがY味になり、暗いグレーがB味に偏る傾向がある。 これは色温度の設定でも直らないし、各色のガンマを操作しても 直るものでもない。 トーンカーブで青だけS字の補正をかければいいけど、 そんなビデオドライバなんて、なかなか無いし。 まあ、実用上それほど問題の無い範囲だから結構気に入っています。
                
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