45F 知恵と知識の間

「デジタルカメラを使いこなそう! Part25」 「撮影術の初歩の初歩」 ~まず注意したいこと~ 「フレーミングにご注意」 フレーミングとは、写す範囲のこと。 カメラを構えてファインダー(マックの画面じゃないよ)を覗いて 近寄ったり離れたり、位置を少しずらしたりカメラを傾けたりするんだよ。 デジカメの場合は、ファインダーがあまり正確じゃないので モニターを見ながら決めることもあります。 多くのデジカメが採用しているレンジファインダーは、 撮影用レンズとファインダーの光軸が平行になっているため 無限遠の時にいちばんイメージが一致するような構造です。 とは言っても、実際には覗き方にも左右されるし 視野率も実際よりも狭くできていて、 ファインダーで見たときよりも実際には広い範囲が写るようになっています。 また、被写体に近づくとレンズとのずれ(パララックス)によって 画面のどちらか(覗き窓のついている方向)が欠けてきます。 まあこのことはカメラの特性として気にしておいてください。 で、構図の話もしたかったのですが、別の機会ということで。 ・・・と言うのもあんまりなので、ほんのコツだけ。 被写体の主役は、何らかの動きなり変化していなければいけません。 主役が芸をして脇役が引き立てるのは、 どんな世界でもあることですよね。 おっと、構図の話でしたね。 だから主役が中心に居座るよりも少しずれていてもいいと思います。 できれば、七対三ぐらいの位置にしましょうか。 そしてその主役に視線を導く流れをつくります。 このような作業なんですよ。
                
   次の講座へ    前の講座へ     45Fロビーへ出る