80F 情報ルーム
「ネットワークアダプタ」
昔ならLANネットワークの中にサーバーとなるパソコンがあり、
そこへバックアップなどのデータをコピーしていたのですが、
うちのような小規模なネットワークには、常に稼動しているパソコンなんて
決まっていないのが現状です。
必要なときに用途に合ったパソコンを起動して、用が済んだら切ってしまう
そんなわがままな利用者ばかりだと、どのパソコンにバックアップしたら
いいのか、どこに何が入っているのかもわからなくなってしまいます。
そこでしばらく前から気になっていたのがLANハードディスクです。
これはUSB接続ではなく、LAN接続のハードディスクで、
この外付けのハードディスクをLANネットワークに追加して
すべてのパソコンからのデータをここへコピーしておけば、
データの所在を探すためにあちこちのパソコンの電源を入れて
探すことはしなくてもよくなります。
しかも、このハードディスクにバックアップコピーを入れておけば、
データの消失に関しても安心です。
でも、問題もありました。
もしこのディスクが調子悪くなったときに、復旧させるのが困難なこと。
そこで、通常の内蔵型のハードディスクを通常にフォーマットして
USB接続の外付けケースに収納して使う方法。
これだと、いざと言うときは応用が利きます。
でも結局つなぎ直す手間ができてしまいます。
そんなおり、USB機器をLANネットワークに組み込める
ネットワークアダプタが発売されました。夏ごろだったかな。
今ではうちのサーバーは、ハードディスク単体です。
スイッチを入れればすぐに使用可能になるので、楽になりました。
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