82F 情報ルーム


「色評価用蛍光ランプ」

何年か前にも出てきましたが、あらためてご紹介します。
デジタルカメラが普及してきたり、自宅でプリントすることが増えてくると、
始めのうちは自分で出来たということだけでうれしいのですが、
次のステップで、色あわせの壁にぶち当たります。
プリントがモニターで見た感じより赤くなってしまうとか、
そんな悩みが出始めてくるものです。

その色あわせの主な作業として、モニターキャリブレーションと言う
作業があります。
詳細については、色あわせの部屋へ行ってもらえばわかると思いますが、
重要なことは、プリントを見ている光の色と演色性です。

モニターの色を合わせるのにも、プリントの色を判断するのにも、
正しい照明の下で見ないと、基準がずれてきてしまいます。
そこでオススメするのが色評価用の蛍光灯です。

色あわせのツールとして、カラーインプットターゲットという
基準カラーを多くの方に利用してもらっていますが、
このツールも色評価用の蛍光灯の下で使ってこそ正しい色に見えるのです。

色評価用蛍光ランプと言っても、そんなに高いものではありません。
正式な型番は、「N-EDL」と表記してある演色AAAのものです。
うちの価格では、高い方の紫外線カットタイプ
「FL40S-N-EDL.NU」でもパルックとかを買ってくるのと変わらんくらい。
壊れやすい蛍光管なので、来店できる方に限られますが、
安くお分けもしています。
色を仕事にしている近くの店に行き、在庫を分けてもらうのもアリかな。
電気屋でも割高ですが取り寄せてもらえるはずです。
この次どうせ替えるなら、色評価用だよ。



                
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