103F 情報ルーム

「一脚」 コラムでも取り上げましたが、手ぶれには本当に注意したいものです。 カメラはどんどん軽量小型化して、解像度もどんどん上がる。 光学ファインダーを覗いて額にカメラを当てて構える姿から、 背面モニターを見ながら撮る姿になって不安定です。 望遠が長くなってレンズが暗くなると、もう最悪。 背面モニターを見ながら撮る場合、カメラ位置は視線まで持ち上げなくても、 斜め上からでもモニターは見えますので、 もう少し低い位置で脇をしめてしっかりと構えた方が安定します。 カメラの持ち方も、上下からはさむような落としそうな持ち方を している人をよく見かけますが、シャッターを切るときにぶれやすいので 右手はしっかり握って人差し指でそっとシャッターを切る方がいいです。 できることなら一脚を使いましょう。 2千円くらいの安物でも十分に効果はあります。 理由は違いますが、ぼくも一脚愛用者です。 なんたって、EOS-5Dにバッテリーグリップをつけて、F2.8のLレンズを 付けていると、まるで鉄アレーのように重いんです。 シャッターチャンスが来るまえに 手がプルプルしてブレるなんて、かっこ悪いでしょ。
                
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