114F 知恵と知識の間

「主観付き新デジタル写真用語集! Part22」 さて今回は、「ふ」から始まる用語をご紹介します。 「ファイルシステム」 記憶装置に記録されているデータを管理する管理領域や管理情報のこと。 HDDではNTFSとかがよく使われているが、 デジタルカメラのメディアでは、FATという形式になっている。 そのため、パソコンでフォーマットする時は、ファイルシステムに注意。 「フォーマット」 ディスクにどのようにデータを並べるかを決める物理フォーマットと データの論理的な位置を設定する論理フォーマットがある。 デジタルカメラでは、画像の全消去とフォーマットがある。 デジタルカメラでフォーマットすると、他からコピーされたいろいろな形式の データも、ロックされた画像も全て消されてメディアが空っぽの状態になる。 「ファームウェア」 デジタルカメラやプリンターなどの電子機器を作動させるために 周辺機器本体に内蔵されているソフトウエア。 このファームウェアをアップデートすることで、電子機器本体の不具合を 修正したり、機能を追加したりして最新にすることができる。 「プライマリIDE」 IDEの規格では、プライマリIDEとセカンダリIDEの2系統があり、 そのそれぞれの系統にマスターとスレーブの2台の機器を接続できるので、 合計で4台の機器が使用できる。 OSは、プライマリのマスターにつないだHDDにインストールしよう。 「ブラケティング」 露出やホワイトバランスを段階的に変えて撮影すること。 あらかじめステップ幅等をセットして自動的に露出やホワイトバランスを 変えて撮る機能をオートブラケティングと言う。 でもあまり使ったことは無い。 「プリプレス」 製版やDTPなど、印刷する前段階の作業のこと。 写真屋としても関わりが深くなってきている。 「プルーファ」 プリンターの一種で、色校正に使う出力機のこと。 印刷のインクや用紙の種類によるマッチングを確認できる。 よりきれいな色での作品出力と言うより、 印刷仕上がりの色調確認のために利用されている。 「プレビュー」 いろんな意味で、撮影画像の確認のための再生表示する事を言う。 カメラの背面モニターやPCのモニターで撮影画像を表示させること だけではなく、印刷範囲を確認したりする時もプレビューという。 「フローティング」 撮影距離が変わるとレンズの繰り出し量が変わり収差が大きくなる。 その収差を補正をするために、一部のレンズの間隔を変化させて 繰り出し量による収差の緩和をする機能のこと。 逆に使っても面白い画像が得られるがクセがいやらしいので多用は厳禁。 「ブロックノイズ」 JPEGデータで見られるブロック状のガタガタしたノイズ。 圧縮を強くするほどブロックが大きくなって目立ってくる。 デジカメの設定では、画質と表現されていることが多い。 今回は、「ふ」から始まる用語でした。ではまた。
                
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