13F 知恵と知識の間
フラットベッドスキャナーを使いこなそう! Part12
「まとめ」
パート12ってことは、もう1年になるのですねー。
ということで、スキャニングのまとめです。
とりあえず、フラットベッドスキャナーを使いこなそう!の連載は
これで最終回ということにでもしましょうか。
この連載の前半部分でで言いたかったことは、
理屈がわかればそこから先は、自分で進んでいけるということで、
デジタル画像って何なのかわかってほしかったんです。
いきなりむつかしい内容になってしまって悪いなぁとも思いましたが
あるていどの知識があるのと無いのでは、壁にブチ当たったときの
戸惑いがまったく違います。
どのようにして、アナログ写真をデジタルデータに変換しているのか
よーく理解できていれば、目的に応じた対応の仕方がわかりますし、
迷いが無いぶんだけ能率も良くなるって分けですわ。
それに応用だってききます。
難しい内容だったかも知れませんが、
あの頃理解できなかったことでも1年近く前のことですので、
みなさんも上達しているはずです。
いま読み直してみて「はは〜ん、あのことね、なるほど」と感じれば
もう上級の域に入っているということですね。
そして後半では、実用的な作業についての内容でした。
ひらめきやつまらない思い付きが、結構重要だということが
わかって頂ければとてもうれしいです。
偏った常識や定説が頭の中にあると、
発想の枠が知らぬ間に狭められていることに気が付かないままに
ながれて進んでいってしまいます。
まだまだ確立されたとは言えないデジタル写真のことですので、
いろいろな手段や考え方を試す価値は十分にあります。
また、それがおもしろいんです。
趣味で十万円以上かけてデジカメやプリンターを買い揃える人は
多くいますが、
同じくらいの金額で現像液と銀塩ペーパー、引き伸ばし機などが揃うのに
こちらを選ぶ人はごくまれな超少数派。
こっちの方がきれいに出来て、直感的で簡単なのにですよ。
基本はどちらも同じです。
何もわからなくてもパソコン使えば簡単に・・・なんてあまいあまい。
より思ったとうりの仕上がりを期待するためには、
カメラマンの知識とプリントマンの技術がもれなく必要になります。
スタジオで撮った写真って、光がきれいでしょ。
普通の写真を自分でプリントできるとは思えないでしょ。
なぜパソコンを使えば同じようにできるとおもっちゃうのかなぁ。・・・
そのために、知識をみにつけませう。^_^;
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