2F 資料室2・号外
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
***** インターネットメールで届く・デジタル写真専門誌 ******
デジタル写真セミナー 12月号 号外
「キャリブレーション」
このメールへのご意見ご感想や、何かお恵みは
< tsuji@chitanet.or.jp >にお送りください。
わからないことなどはどんどん質問しましょう!
***********************************
発行・配送部数: 831 部
「協力をお願いします」
デジカメユーザー レポート募集中!
”読者の中で、デジカメを使っている方、
購入を考えている人のために使用レポートを送ってください。”
まだまだいろいろ載せたいんです。
できるだけ早い時機に特集又は号外を出したいと思っています。
よろしくお願いいたします。
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
[新連載・完全無欠の家庭向キャリブレーション 概要]
次回1月号より始まります「家庭向キャリブレーション」のコーナー。
家庭向ということを前提に、よくある商業印刷目的ではなく、
より簡単にできるようにRGBカラーのキャリブレーションを
していきたいと思います。
わかりやすく言えば、
手持ちのパーソナルプリンターでプリントするために
モニターとそのプリンター(あればスキャナーも)の色を
「標準の色」にあわせる作業です。
とはいっても、CMYKのインキ設定などを追加すれば
外部出力にも十分に対応する内容にしています。
そこで、どんな作業をするのか、全体の流れをみると、
・環境の整備
1.モニターを見ている部屋の環境光を「標準の色」にする。
・モニターキャリブレーション
2.モニターの最大濃度を調節する。
3.モニターの白色を「標準の白色」調節する。
4.モニターのグレーを「標準のグレー」にする。
・プリンターなど周辺機器の色合わせ
5.それぞれの手持ちのプリンターで表現可能な色域を知る。
6.プリンターの色をモニターに合わせてプロファイルをつくる。
7.必要ならスキャナーの標準をつくる
このようになります。
キャリブレーションをする上でモニターが大切だということです。
キャリブレーションツールもいくつか販売されていますが
どれも高価で、その上、専門知識が必要になりますので
ファミリーユーザーにとっては何万円も出して結局使いこなせずに
無駄になってしまう可能性が高いと思います。
一般家庭でのキャリブレーションならそれほど精度が必要ではないと
思うので、そのようなツールを使わずになんとかしたいという
方向で考えています。
一度合わせておけばあとは手間がかからないので
この連載ごとに是非ひとつひとつ進めていって下さい。
しかし現実は文字だけでは、なんともならない部分もでてきます。
たとえば、「正しい色に近い光源」とか、
「標準グレーチャート(少なくともニュートラルグレーのものは必要)」、
「モニターフード」などの小物が必要になります。
これらのものは、すぐには準備できないと思います。
そこで、ファミリーユースということで何かで代用しますと、
1.「正しい色に近い光源」は、蛍光燈でなんとかします。
ちゃんとしたい方は、
「色評価用の昼白色・演色AAA」という蛍光燈をおすすめします。
記号は、「N−EDL」(無ければ「N−SDL」でも可)
と最後に書いてあります。 (例・FL40S−N−EDL)
40Wで1400円くらいで、ナショナルや東芝から出ています。
手軽な方がいいというなら
パルックかなんかの「3波長形昼白色」でも家庭用ではOKです。
記号は、「EX−N」という記号が含まれています。
(例・FL40SS EX−N/37)など、家電屋で特価で出てます。
いま使用中の蛍光燈を確認してみて下さい。
2.「標準グレーチャート」は、こまりましたね。
コダックからグレースケールが出ていますが、
あんなものが数千円もします。
自作するにもキャリブレーション前ではなんともならないし。
送料やプリント代など実費かかってもいいなら
私が作ってもいいんですけど、次回までに考えておきます。
3.「モニターフード」は、まあ無くてもいいんだけど
ダンボールかなにかと、つや消黒のスプレーで自作すれば
立派なものができます。
要は、モニターに直接明かりが当たらなければいいんです。
モニターの左右と上を15センチ以上張り出す形にして
「コ」の字型のものをつくり、内側を黒の艶消しスプレーを
かけて真っ黒にして、かぶせるだけのことです。
それでは、次回から
モニターを見ている部屋の環境光を「標準の色」にする、の
くわしいせつめいから始めようと思います。
お楽しみに。(^.^)
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
<いろんなお便りお待ちしています。>
デジタルフォトクラブ 質問 募集中!
□ このコーナーは読者の方からのご意見にお答えするコーナーです。
□ 質問でも意見でもなんでもおよせください。
□ デジタル写真の悩み事はありませんか。
いいもの紹介 紹介記事 募集中!
□ このコーナー「いいもの紹介」で紹介したい記事を募集します。
□ よく使うまたは気に入っているグッズ、
□ ソフト、ハード、サービス、何でも結構です。
□ なにか気に入っているものでも、宣伝でもOKです。
デジカメユーザー レポート募集中!
□ ”読者の中で、デジカメを使っている方、
□ 購入を考えている人のために使用レポートを送ってください。”
□ なんにもプレゼントありませんが・・・。
□ よろしくお願いいたします。 m(__)m
==========================
== 宛先は、< tsuji@chitanet.or.jp >です。 ==
==========================
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
************************* 購読無料! ***
◆◇◆ 「デジタル写真セミナー」 12月号 号外 No.3 ◆◇◆
発行人 辻 徳明 tsuji@chitanet.or.jp
発行所 TOTAL PHOTO STUDIO 辻写真館
このメールへのご意見ご感想や、何かお恵みは
< tsuji@chitanet.or.jp > にお知らせください。(返信では届きません)
-----------------------------------------------------------------
このメールマガジンは、インターネットの本屋さん『まぐまぐ』を利用して
無料で発行しています。( http://www.mag2.com/ )
-----------------------------------------------------------------
# 転載する場合はお知らせください #
Copyright (C) 1997 by Tokuaki Tsuji
Presented by "PhotoStudio TSUJI" Chita-city Aichi Japan
***********************************
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
1月号のバックナンバーへ 12月号へ
2Fロビーへ出る