22F フォトショップ・ルーム
「JPEG画像を軽くするコツ」
前回に続いて、Web用画像に使われるJPEGという
ファイル形式について、いかにきれいなまま軽くするかという
コツを紹介します。
ホームページに使われる画像ファイルは、
GIFとJPEGがあります。
GIFは、色数を減らす事によってサイズを小さくしています。
JPEGは、画質劣化を伴う圧縮によってサイズを小さくしていますが、
最終的な、ある程度までの圧縮は目ではわかりづらいものです。
フォトショップでは、画像の内容によって圧縮が2〜4くらいでも、
Web用なら何とか実用になります。
http://www.chitanet.or.jp/users/tok/の
地下室のギャラリーにある、今週の「ひ・と・こ・ま」も、
別にこれといった特別な事はしていません。
ただ、JPEGのタイル割れギリギリまで圧縮しているだけです。
で、ここからが大切なコツになるわけですが、
アンシャープマスクなどのシャープ処理が過ぎると、
ファイルサイズが大きくなります。
不必要な部分のシャープ処理はしない方がいいです。
しきい値は大き目に。
目立たない部分や不必要な部分は、ほんの少しだけ
ぼかしをかけてやります。
わからないくらいにです。
大事な部分だけシャープなら、全体的に見てシャープに見えるので
画像があまいとか感じません。
なぜぼかすのかは、JPEGという圧縮方式にあります。
ボケの多い部分は、歪みも少なく
圧縮率を上げても画像が乱れにくいことと、
同じ圧縮が3であっても、ファイルサイズが小さくなるんです。
要らない部分はぼかしてしまえ。
これがJPEGのファイルサイズを小さくするコツですね。
次の講座へ 前の講座へ 22Fロビーへ出る