23F フォトショップ・ルーム
「GIF画像 完璧圧縮術」
まずはじめに・・・
この作業は根気が要ります。
経験も積んだ方がうまくいきます。
でも、だれでも始めは初心者です。
簡単にできるとは言えませんが、がんばってみてくださいね。
まず、軽くしたい画像ファイルを開きます。
オリジナルを壊さないように別名で保存します。
さらに色見本を作るために複製コマンドを実行して、この画像を
「モード」→「インデックスカラー」に変換します。
この時に、パレットを「使用中の色に合わせて割り付ける」を選択して、
色数は「3bit/pixels(8色)」にします。
オプションは、「なし」にしてください。誤差拡散法は選ばないで下さい。
色数が多そうな画像の場合は、必要に応じて「4bit/pixels(16色)」
または、「5bit/pixels(32色)」にしてください。
これで色見本となるインデックスカラーが出来上がりました。
この画像を開いたまま、もう一方の元画像をクリックしてアクティブにし、
処理していきます。
「モード」→「インデックスカラー」に変換します。
今度は、パレットを「カスタム」にしてください。
オプションは、出来るだけ「なし」が望ましいです。
ざらつきが出ても写真っぽくしたいときは、「誤差拡散法」にします。
OKをすると、色のパレットが現れます。
パレットのマスをクリックすると、カラーピッカーが現れますので、
先ほどインデックスカラーに変換した画像からひとつひとつ
色を拾っていくのです。
この時に、希望の色になるようにピッカー上で少し補正をかけながら、
ひとつひとつ色を決めてください。これが大切です。
複製の画像を見て、付け加えた方がいい色は追加します。
あまり要らないような色は他の色に変えた方がいいです。
で、OKすると、この画像専用のパレットを使ったインデックスカラーの
画像が出来上がります。
でも、一発でうまくいくことはまずありません。
不満があれば、復帰で元に戻して再び作業をする訳ですが、
今回は、先ほど作ったカスタムのパレットが残っているので
これに色を追加したり修正を加えていけばいいんです。
どうでしょうか、
根気の要る作業ですがやっただけの価値はあると思います。
ぼくが仕事として作るホームページのGIF画像やリンクボタンなどは、
こうして作られているのです。
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