24F 情報ルーム
「プリント修整液」
「Veronica Cass(ベロニカ・キャス)」(アメリカ製)の
SPOTTING DYE SETって言うんですけど、
普通の銀塩プリントの写真はもちろん、
ピクトロプリントや昇華型プリントでも使えます。
通常は、一滴を水で薄めて使いますが、
ぼくは、カラー現像の安定液で溶いて使っています。
モノクロのドライウェルで溶いてもいいです。
ピクトロプリントの気泡や、昇華型のドット抜けを埋めたり、
モニターで確認しきれなかった部分の修整に重宝します。
使い始めてもう10年近くたつけど、これがいちばんいいね。
他社のものとは、全く違いますね。
近代のCJもダメ、スポット用として売られている修正インクなんて、
話にならないと思ってしまうほどの使い心地です。
000番と、00番と、0番の3本の筆を用意しておけば、
たいていのものはレタッチできます。
ぼくは、FDケースに各色を乗せて、パレットにしています。
ところで、どこで入手するかって・・・
個人輸入するか、問屋に頼み込んで入れてもらうしかないかな。
なんともならないなら、うちで何とかいたします。
蛇足ですが、
スポッティングの後にスチームを当ててやると
筆跡がきれいに馴染んで消えてなくなります。(^o^)
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