25F 知恵と知識の間
「デジタルカメラを使いこなそう! Part5」
ホームDPE
こんな話を写真屋がするのは、自分の首を絞めているようだけど、
ホームDPEは思ったよりいいみたい。
いろんな意味で挑戦して欲しいシステムなんですねぇ。
フィルムで写すと、あとは写真屋任せでラクなんだけど
どんなに急いでも1本撮り終わった後で現像に出して
また出直して出来上がりを取に行くという工程になるので、
どうしても撮ったときの思いが薄れてしまう。
モニター付きのデジカメで、撮ったその場で確認できるという
特徴は、ぜひ活用して欲しいものです。
では、ホームDPEのいいところを挙げてみます。
○ 撮ったその場で画像が確認できる
○ フィルム代、現像代を気にせずにバシバシ撮れる
○ 要らないものは消去してすぐに取り直しができる
○ デジタルならではの加工ができる
○ 自分で好きなようにプリントできる
○ 欲しい時に自分で焼増しができる
○ インクジェットはインク代が安い
○ ちょこっといじった写真を見せてみんなに自慢できる
では、ホームDPEの悪いところは
○ 時間を割いて自分でプリントする手間がかかる
○ それなりの器材をそろえる必要がある
○ 画質が劣ることが多い
○ 昇華型などは、かえって消耗品が高くつく
○ 枚数が多いと作業時間がばかにならない
○ ある程度の知識と技術が必要になる
○ ディスクエラーや誤ってデータが無くなってしまう危険性がある
○ 出来が悪くても、だれにも文句が言えない
○ 変色してしまう
まだまだありますが、どちらも一長一短がありますので、
どちらも併用するのがかしこいかもしれませんね。
また、ホームDPEへの途上システムとして、
デジカメで撮った写真データを銀塩プリントするものや、
逆にフィルムからCDに書き込みするサービスもありますので
利用してみるとおもしろいと思います。
ちょっと話がそれちゃうけど、
「Princam」って〜のが出ましたね。
デジタルカメラとポラロイド写真がくっついたやつ。
プリンター搭載のデジカメで、
インスタントカメラだと思うと、えらく高いので
ちょっときついところもあるけど、230万画素のデジカメとして
データが残せるのがウリなんだろうね。
べつに欲しい訳じゃないけど、
ちょっと気になる動きが出てきたもんだ。
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