38F フォトショップ・ルーム
「ガイドのかしこい使い方」 フォトショップもバージョン6になると、イラストレーターにあるような 配置の機能が加わりましたが、レイヤーにリンクをつける手間のことを思うと ガイドの方がずっと使いやすく、 やはりあのブラシサイズは使いにくいので、どうしてもバージョン5の筋に なってしまうんですよね。 そこでぼくがお勧めのレイアウトツールは、ガイドです。 でもこれ、ちゃんと使いこなしてますか? ガイドを効果的に使いこなすには、まず定規が表示されている状態にします。 ガイドは、この定規の部分を画面の中にドラッグすると 現れることはご存知ですよね。 で、ガイドの位置を決めるのは、この定規を利用します。 でも定規の寸法から計算していたら手間ですよね。 この定規は、単位を随時変更して使うものなんですよ。 センチにしたり、ピクセルにしたり、パーセントにしたり・・・ そして希望の位置に正確にガイドをもってきます。 変更の仕方は、情報パレットの右上にある三角形の印がオプション ですので、ここからパレットオプションを開き、 情報オプションの下の方にある、定規の単位を変更すれば、 画面の枠にある定規の単位が希望の単位に変更されます。 真中を決めたいときは、50%の位置に1本、 そして間隔を取るときは、 そこからcm指定で両側に1本づつってな具合ですね。 この作業は、アクションに登録しちゃえばさらに楽チンです。 どんな大きさでも、センターは50%ですから。 レイヤーを移動ツールを使ってガイドにそろるときも便利な機能があります。 ビューにある、ガイドにスナップという機能や、 移動ツールオプションのレイヤーを自動選択の機能を使うのは もう当たり前です。 これにより、正確な配置がスピーディーに行えるようになります。 そして、一部の方はお気づきかもしれませんが、 ガイドにスナップ機能は、レイヤーがガイドにスナップするだけではなく、 レイヤーの縁に合わせてガイドもスナップできるんです。 と言うことは、あるレイヤーにガイドをスナップさせて、 そのガイドに他のレイヤーをスナップさせればぴったりと並べられる ということになります。これは便利です。 そしてもうひとつ、 普通はガイドに対してレイヤーの縁がスナップしますが、 中心にもスナップするんですよ。知ってた? 各レイヤーのセンター合わせに便利です。 それから、作業をよりスピーディーにするためのとっておきの方法は、 表示画像を極端に小さくしておくことです。 スナップによってくっついてくれる距離は、表示上の一定の間隔ですので 表示画像が小さければ、適当にドラックしただけで 正確な位置にスナップして配置されるんです。