39F フォトショップ・ルーム
「へぼいプリンターのフォロー」 どうもプリンターってへぼへぼなんだよなぁ・・・ いや、プリンターがへぼい訳ではなくって、ドライバがへぼいんだ。 キャリブレーターがついているプリンターも ダイナミックレンジがキャリブレートできるだけで、 色補正やブライトネス、コントラストを触っちゃうと いらんところまで設定が動いちゃってダイナミックレンジまで狂ってくる。 こんなのうそだ・・・ってことで、トーンカーブで補いましょう。 いきなりですが、0から255のグレーのグラテーションを作って まずプリントしてみます。 つぶれている諧調と飛んでしまっているところはないか確認します。 プリンターのキャリブレーションがきっちりされていれば そんなことはないはずですが、もし、あるようなら キャリブレーションを取り直すか、 そのプリンターの特性に合わせてレベル値を限定する必要があります。 これについては以前に解説していますので思い出してください。 バックナンバーは、ホームページのどこかにあるはずです・・・?たしか。 では、白と黒がキャリブレーションされているとして、 色あわせをしていきます。 もう一度0から255のグレーのグラテーションをモニターとプリンターで 出力された成果物を比較してみてずれがある場合は トーンカーブを出してみましょう。 ずれのある色のレベルをちょっと動かしてプリントして カットアンドトライで差をちじめていく地道なルーチンワークに入ります。 ここぞという値を見つけたら、その補正値を保存します。 あとは、プリントのアクションの作成です。 アクションパレットの新規アクションをクリックして、 何々出力と名前を付けて記録の開始です。 トーンカーブコマンドを実行して、読み込みボタンを選択し、 先ほど保存したトーンカーブの設定を読み込んでOKし、 プリントをしたらアクションの記録をストップしてください。 次からは、アクションパレットの「何々出力」をスタートすれば あとはすんなり補正をかけて出力されるでしょう。 余裕のある方は、彩度の補正もアクションに加えてみてくださいネ。