44F 資料室
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━━━━━ インターネットメールで届く・デジタル写真専門誌 ━━━━━
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┏┏┏┏ デジタル写真セミナー 2001 10月号 No.65
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まぐまぐ発行・配送数: 4680 部
めろんぱん発行・配送数: 719 部
《目次》
・ [特集] 写真の読み方1
・ [連載] 入力の知恵・画像の知識
(デジタルカメラを使いこなそう! Part24)
・ [連載] ちょっとかしこいフォトショップ・テク
(環境設定はちゃんとやろう)
・ [連載] アナログ男の‘グチ’
・ いいもの紹介 (液晶モニター)
□ 広告募集しています。
詳しくは、http://www.chitanet.or.jp/users/tok/koukoku.html
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===== はじめに =====
とうとう秋だねぇ。
食欲の秋、芸術の秋、行楽の秋、、、
でもぼくは、お仕事の秋。トホホ。
もう一度紅葉の林道をツーリングしたいなぁ・・・
カメラ担いで好きな写真を撮って。
趣味の写真を楽しみたい気持ちでいっぱいです。
ご意見ご感想や、何かお恵みは tsuji@chitanet.or.jp まで!
必ず返信いたしますので、なかなか返事がないなぁってときは
何かのトラブルの可能性がありますのでもう一度送信して下さいね。
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[特集] 写真の読み方1
いい写真って何だろう。一般的に写真がうまいってどういうことなんだろう。
これって、とっても難しいことなんだよね。
どれが正しくてどれが間違いなのか、明確な基準がないので
なんとなくで判断してるケースが多いんじゃないのかな。
でもそれじゃぁまずい。
そこで、うまくなるために、写真を見る方法を分解してみようと思います。
写真の組立てには、4つの骨組みがあります。
昔にも取り上げたことがあると思いますが、
このおおきな分類ごとに見ていけば、理解しやすくなります。
それは、内容(動機)・光・調子・構図です。
この中でなかなか判りづらい動機というものがありますが、
じつはこれが一番重要で、
ここがしっかりしていないと写真そのものの存在に意味がなくなってしまう。
なんでこの写真を撮ったの?ってことです。
伝えたいこと、残しておきたい物、なにかきっかけがあって
写真を撮った訳でしょ。
そのことが十分表現されていなければならないんです。
何かに感動してシャッターを切ったとか、ね。
だから写真を見るときは、内容が伝わってくるかどうかも出来のうちです。
どこに感動してシャッターを切ったんだろう。
なんでこの写真を撮ったんだろう。
どういうことが伝えたかったんだろう。
何を残したかったんだろう。てな具合にね。
もう少し掘り下げていくと、
誰のためにとか、どんな目的でとか、
はたまた、撮影者の哲学だとか、生活感とか、
生きざまのようなものが写っていたりして大変に面白いですよ。
多くの写真と触れて、その力を感じてくださいな。
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[連載] 入力の知恵・画像の知識
「デジタルカメラを使いこなそう! Part24」
「撮影術の初歩の初歩」 〜まず注意したいこと〜
「とことんシャッターを切ろう」
あら、このシリーズも、もうNO.24かぁ、
じゃぁってわけでもないんだけど、
デジカメなんだからさぁ、どんどんシャッター切ろうよ。
その場で画像が確認できるって、すごいことなんだよ。
すなわち、その場で上達するってこと。
ちゃんと取りたかった事柄が画像に反映されているかどうか
すぐに結果がわかって、反復練習できるし反省もできる。
全部保存する必要なんてないし、いろいろな撮影方法がテストできるね。
ダメっていうものなんて無いんだよ。
銀塩だと失敗したらえらいこったけど、デジタルの強みでもある即時性を
利用してどんどん失敗しよう。その場だけのチャレンジってことだよ。
撮影を切り上げるまでには、ちゃんと表現できるはず。
このへんのツボにはまった人は病み付きになると思うよ。
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[連載] ちょっとかしこいフォトショップ・テク
「環境設定はちゃんとやろう」
フォトショップに環境設定って言うのがある。
これって、きっちりやれているのかなぁ・・・
ということで、僕の使用環境の環境設定を紹介します。
あくまでも一例ということで、これが正しいというわけではありませんが。
フォトショップのバージョン5や5.5の場合は、ファイルメニューから、
一般・・・「クリップボードへ転送」ははずしてます。
「ツールのヒント表示」もはずしています。
「ファイルの自動更新」は最初っからはずれていたと思うので
あとはそのままです。
ファイルの保存は、「レイヤーのある合成画像を含める」をはずします。
これをはずすと、ファイルサイズがうんと小さくできます。
仮想記憶ディスクはきちんと指定してあげましょう。
まっさらなドライブがある場合はそのドライブを、
ドライブがひとつしかない場合でも、そのドライブ名を指定してくださいね。
ヒストグラムにキャッュ使用は、はずしてください。
これをはずすと、正しいヒストグラム値が表示されるようになります。
フォトショップのバージョン6の場合は、編集メニューに入っています。
ファイルの保存で、「Photoshop形式で下位互換性を優先」というのが、
レイヤーのある合成画像を含めるにあたるものなので、はずします。
あとはバージョン5の場合と同じです。
それから、設定ついでにもうひとつ。
フォトショップのプラグインフォルダ中に「Digimarc」というフォルダが
ありますが、こいつは僕の場合必要ないので、
ほかの階層のところへ移動させています。
画像を開くたびにいちいちうっとうしい「すかしの検出」が出なくなって
すっりと気持ちよく仕事ができるようになります。
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[連載] アナログ男の‘グチ’
資格をとるのって大変だね。
まだ合格したかどうか結果は出ていないんだけど、
ひと月がかりで指導員の講習に行っておりました。
いままで無資格で学校等の先生をやっていましたが、
これからは堂々と・・・受かっていればね。
それはさておき、いよいよ不況を実感し始めています。
ひとつひとつ挙げていけばきりがないけど、
従来からある形態の仕事がここへきてぐっと減っているのは事実。
つねに新しいことへ取り組んでいなかったら、まじにやばかったなぁ
なんて、時々振り返ったりもしています。
でもその新しい取り組みも曲者で、なかなかひのめを見るものは少なく、
無駄な努力で消えていくものが大半なんだよなぁ。
で、その消えていったものが数年後にどっかでブーレークしてるのを見ると
悔しくてしかたがない。
世の中タイミングなのかなぁ・・・
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デジタルフォトクラブ (質問コーナー)
今月は特にここで取り上げるものはなく、おやすみです。
メールのお便り募集しています。
このデジタルフォトクラブのコーナーは
読者の皆様からの質問やご意見にお答えするコーナーです。
質問でも意見でもなんでもおよせください。
あて先はtsuji@chitanet.or.jpです。このメールに返信してもOKね。
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いいもの紹介
「液晶モニター」
液晶モニターも物によってはレタッチにつかえるんですね。
画像処理に携わる者にとっては、液晶はご法度だったのに。
たとえば、アップルの純正品とかは、見る角度によって変わってしまう
色味もほんのわずかで、上下の濃度差も気にならない。
でもまだまだ使えないものも多いから、
現物をよく見て買ったほうがいいですね。
意外だったのは、FUJITSUの液晶モニターで、
つい最近中古で入手した、「VL1520T」です。
このモニターなら十分レタッチに使えます。
かなり視野角が広く、どんな角度からみても、濃度、発色とも安定していて
そこそこ判断ができる代物だったんです。
ただ、グレースケールを表示させたときに、
明るいグレーがY味になり、暗いグレーがB味に偏る傾向がある。
これは色温度の設定でも直らないし、各色のガンマを操作しても
直るものでもない。
トーンカーブで青だけS字の補正をかければいいけど、
そんなビデオドライバなんて、なかなか無いし。
まあ、実用上それほど問題の無い範囲だから結構気に入っています。
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発行人 辻 徳明 tsuji@chitanet.or.jp
発行所 T+One DESIGN (辻写真館 デザイン部)
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「tsuji@chitanet.or.jp」までお知らせください。
Copyright (C) 1997-2001 by Tokuaki Tsuji
Presented by "PhotoStudio TSUJI" Sinmaiko, Chita-city, Aichi, Japan
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