50F 知恵と知識の間

「デジタルカメラを使いこなそう! Part30」 「何を伝えるのか」 〜いちばん大切なこと〜 「主役は何だ」 いよいよ写真表現の真髄(ちょっと大げさ?)に入ってきました。 何のために写真を撮ったのでしょう・・・ 写真を通じて何を誰にどう伝えたいのか。 別に深く考える必要はありません。 自分の気持ちをストレートに表現すればいいだけのことです。 写真だから、必ず写す被写体があります。だから何らかの外からの影響を 受けてシャッターを切っているはずですので、いちばん伝えたいことは 何なのかだけはっきりしていればいいんです。 下手な小細工やかっこつけていると、一番大切な内容がぼやけてしまうことが よくあります。特に、写真が少しわかってきた頃に陥りがちなことです。 写真画像の作りこみや構図も、要らないものは徹底的に排除して できるだけシンプルにした方がいいという話は今までに何度か出てきたはず ですよね。 そして太陽もひとつ→メインの光源はひとつ。 写真の内容もまた同じです。 伝えたいこと、表現したいこともできるだけひとつに絞ったほうがいい。 そして、主役もひとつだけ。 主役は写っている人とか物と必ずしもイコールではありませんよ。 主役は、テーマを表現しているキーです。 人物の一部分であったり、物のフォルムであったり・・・ 写真を撮った本人が感動した部分です。
                
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