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[特集] 出力チェックチャートを作ろう(2) 今回はもうちょっと踏み込んだチャートを作成します。 どこをチェックするかというと、 中間グレーの色浮きの程度と方向性をわかりやすく見るために グレー転びの判別チャートを作成します。 まず、新規にRGBで12×12cmぐらいの真っ白の画像を用意します。 解像度はインクジェットの場合、 プリンターの解像度の1/4でいいとおもいます。 プリンターが1440dpiなら360dpi、 プリンターが1200dpiなら300dpiで作成します。 その画像を塗りつぶしで50%グレーで塗りつぶします。 モードをグレースケールに変換してから、 フィルタでピクセレート→カラーハーフトーンを実行します。 値は12ピクセルで(荒いようなら8ピクセル)角度は全てゼロです。 そしたらまたRGBモードに変換します。 真中に1cm角の選択をしてレイヤーをつくり、 R=128,G=128,B=128で塗りつぶします。 このレイヤーを12個複製します。 右方向を原点として、 ひとつを右へ2cmずらし、もうひとつ右へ4cmずらします。 ひとつ目をレベル補正で「赤」の中間スライダを1.05にします。 もう一つの方は赤を1.10にします。 また真中の四角を左へ2cmずらし、もうひとつ右へ4cmずらします。 原点から180度の方向になります。 ひとつ目をレベル補正で「赤」の中間スライダを0.95にします。 もう一つの方は赤を0.90にします。 原点から120度の方向(左上)にまた同じように ひとつを適当にずらし、もうひとつをその向こう側にずらします。 ひとつ目をレベル補正で「緑」の中間スライダを1.05にします。 もう一つの方は緑を1.10にします。 また真中の四角を原点から300度の方向(右下)にまた同じように ひとつを適当にずらし、もうひとつをその向こう側にずらします。 ひとつ目をレベル補正で「緑」の中間スライダを0.95にします。 もう一つの方は緑を0.90にします。 さらに真中の四角を原点から240度の方向(左下)にまた同じように ひとつを適当にずらし、もうひとつをその向こう側にずらします。 ひとつ目をレベル補正で「青」の中間スライダを1.05にします。 もう一つの方は青を1.10にします。 また真中の四角を原点から60度の方向(右上)にまた同じように ひとつを適当にずらし、もうひとつをその向こう側にずらします。 ひとつ目をレベル補正で「青」の中間スライダを0.95にします。 もう一つの方は青を0.90にします。 最後に画像を統合して保存したら完成です。 早速プリントしてみましょう。 ちゃんと中心がグレーになっているでしょうか? このカラーの配置は、色相環の角度に準じていますので ちょうどバリエーションコマンドの配置と同じになります。 また、補正幅も0.05ですので最小のときと同じです。
                
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