53F フォトショップ・ルーム
「透かしの検出ははずしちゃえ」 いらんもんは、いらん。というあたりまえのことが、 このPC業界にはまだ浸透していないようです。 使わない機能がいろいろと盛り込まれて、あれもできるこれもできると 得意げになって次々と新技術を導入してくるのですが、 それが便利に使える機能なのかというと、おそらく違うでしょう。 操作が難しくなったり、安定性や処理速度に影響したり。 フォトショップも著しく肥大化して 昔使っていたバージョン2.5と比べるとすごい進歩です。 機能としては、バージョン3.0でレイヤーを装備して ほぼ必要な機能が整ったように思います。 それ以降は、かゆいところに出がとどくように、よい方向に改良が されていったと思いますが、操作性では一部改悪の部分も6.0には。 さて、前置きが長くなってしまいましたが、 便利になったフォトショップの最近の目玉商品は、アクションや ドロップレットと言うことになりますが、 この機能を利用して連続バッチ処理をしていると、 些細なことですが処理待ち時間の増加になりそうなものがあります。 Digimarc 社の「透かしの検出」プラグインです。 これはファイルを開いたりするときに、そのファイルに透かしが 含まれているかどうか、いちいち透かしの検出のステータスメッセージが 表示され自動的に検出されます。 この自動検出を行ってもファイルを開くときの処理時間はほとんど変わら ないという発表なのですが、連続してバッチ処理をしていると、 塵も積もれば山となるように、ばかにてきない待ち時間の増加になります。 特に必要ない機能なので、この「Digimarc」フォルダを 「プラグイン」フォルダの外に移動しちゃいましょう。 これによっていちいち検出する動作がなくなり、スマートになります。 ん〜、すっきりきもちいい。