53F 特集ルーム
「PCの不調改善」
今回はちょっと思考をかえて、パソコンの安定度についての
確認事項を取り上げていきたいと思います。
システムやプログラムについては、他に詳しい人がいると思いますので、
ここではそれ以外の、わかりやすく、すぐにできる策についてです。
おもにハードの基本的にことになりますが、
まずは接触不良の確認です。
各ケーブルは確実に差し込んであるかどかと、ちゃんと接点がつながって
いるかどうかの点検をします。
接点がつながっているためには、ほこりやさびの膜が無いことです。
コネクタの金具に「CRC 2-26(電気接点復活剤)」等のオイルスプレーを
しゅ〜っとして歯ブラシ等で磨きます。
で、オイルの乾かないうちに、コネクタをさしたり抜いたり繰り返して
接触を確保するだけです。
また、すこしハードに詳しい人なら、本体を開けて各パーツがしっかりと
ささっているかどうか一度抜いて差しなおします。
内蔵ディスクや各ボード類、ケーブルやメモリーチップ等も
差し直してやります。
以前にあった事ですが、なぜかメモリーが外れかかっていた事がありました。
そうそう、いちばん簡単で忘れがちなことがありました。
デスクトップの場合、AC電源のケーブルの向きは正しいでしょうか?
家庭用コンセントには、極性があります。
100VのACなのに変だなぁと思わずに試してみてくださいね。
壁の埋め込みコンセントの穴をよく見てください。
左側の穴が長くて右側の穴が短くなっているはずです。
この左の長い穴の方が接地側になりますので、パソコンのシャーシ側に
くるのが正しい極性になります。
これが合っていると、気のせいでしょうが安定するような・・・
うちのパソコンデスクや収納ラックにはすべてアースが落としてありますので
電源の差込が反対になっていると
パソコン本体に触れたときにびりびりしちゃうんです。
べつに感電と言うほどのものではありませんが、
なんとなくこそばゆいような嫌な感覚です。
検電ドライバーがあればすぐにわかることですので、
一本用意しておくのもいいんじゃないですか。
次の講座へ 前の講座へ 53Fロビーへ出る