61F フォトショップ・ルーム

「フォトショップにおけるCMS運用編」 前回の、フォトショップのカラー設定で一番大切な項目は、 「カラーマネージメントポリシー」という項目だということ。 ここは「埋め込まれたプロファイルの保護」にして 入力時のプロファイルを生かすんだということ。 こうすることにより、プロファイルの指定はソースプロファイルになり、 「作業用スペース」は何だってかまわないという話は理解できたでしょうか。 ソースプロファイルが無い場合のみ有効になり、 通常はソースプロファイルが作業用スペースになるんですからね。 入力ソースにプロファイルが付いていないRGB画像、 いわゆるタグ無しRGBの場合でも、作業スペースはなんでも好きなものに しておいて、最後にプロファイルを指定すれば、それでもかまいません。 おっと、フォトショップでは、用語としてプロファイルのことを 一部分では「タグ」という言い方をしています。 現在の画像のプロファイル確認方法は、アプリケーション ウィンドウ(Windows)またはドキュメントウィンドウ(Macintosh)の 下部に表示されるので、下の境界線にある三角形をクリックします。 「ドキュメントのプロファイル」を選択すると、画像で使用されている カラーのプロファイル名が表示されます。 一度確認してみてください。 「sRGB」とか「adobeRGB(1998)」になっていると思います。 もし、プロファイルがついていないじょうたいだと、 「タグのないRGB」になっているでしょう。 最終的にプロファイルをつけるには、フォトショップのメニューバーから、 「イメージ」→「モード」→「プロファイルの指定」を開きます。 一番下の「プロファイル」を選択して、すきなものに変換します。 保存をするときに、「ICCプロファイル」にチェックを入れれば完了です。
                
   次の講座へ    前の講座へ     61Fロビーへ出る