65F フォトショップ・ルーム
「取り消しいろいろ」 操作してして、しまった!ってなことは当然ありますよね。 フォトショップでは、失敗してしまった操作をいろいろな方法で 取り消すことができます。 また、画像の一部や全部を最後に保存したときの状態に戻すこともできます。 まずは、直前に実行した操作を取り消す方法は、 「編集」→「取り消し」を選択します。Win(Ctrl+Z),Mac(コマンド+Z) ただし、その操作によってはグレー表示で「取り消しできません」と 表示されている場合もあります。 上書き保存もこの方法では取り消しできませんね。 「復帰」を使っても戻れません。 こんなときは、 ヒストリーパレットの一番上にファイルを開いたときに自動作成された スナップショットに戻って、上書き保存をしてから また最新のヒストリーに戻って別名保存をかけます。 ただし、ヒストリーオプションで 「最初のスナップショットを自動作成」を選択しておく必要があります。 この操作は、ヒストリーのバッファではなくスナップショットを利用 していますので、バッファをクリアしてしまっても大丈夫ですが、 最初に書類を開いたときの状態に戻ります。 最期に保存したときではありませんので、ご注意ください。 では、途中まで戻るには、ヒストリーパレットを使って戻った状態で 再保存すれば元に戻ることになります。 そしてまた最新のヒストリーに戻って別名保存をかけます。 ちなみに「取り消し」コマンド、ヒストリーパレット、クリップボード、 パターンバッファで使用中の RAM を解放するには、 「編集」→「メモリをクリア」を選択し、消去する項目を選択します。 「メモリをクリア」コマンドは、バックでメモリを食いすぎて 操作を続行しづらい場合に使います。 それでは、画像の一部を保存中の状態に戻すには、どうしましょうか。 ヒストリーブラシツールを使って、ヒストリーパレットで選択した ヒストリー画像やスナップショットでペイントします。 もしくは、「ヒストリー画像を復帰」オプションを選択して 消しゴムツールを使います。 また、復元する部分を選択して、編集/塗りつぶしを選択します。 「使用」で「ヒストリー」を選択し、「OK」をクリックする方法もあります。 取り消し範囲の選択には、クイックマスクを使うと便利な場合が多いですよ。