70F 特集ルーム
「ディスクに保存」
デジタルで写真を撮っていると、フィルム以上にシャッター切っちゃいます。
いつもは36枚撮15本くらいだから・・・と思って、
このメディアで380枚撮れるから2枚あれば十分・・・なんて思っていると、
最後の方でかなりヒヤヒヤします。
最近では、大容量のデジカメ用メディアもかなり安くなってきたので、
ノートパソコンを併用して持ち歩くことも少なくなりましたが、
昔はバックアップ用にノートパソコンと、そのまたバックアップをとる為の
外付けUSBハードディスクを必ず持ち歩いていました。
それだけデジタルデータを信用していなかった証拠ですね。
では、今までに起こったデジタルデータに関する事故はあったのかどうか。
正直言って、CFカードは皆無なのに、スマートメディアでは度々ありました。
CFカードと比べて、使用頻度は数十分の一とほとんど使わないのにね。
記録したデータが読み出せないという現象です。
データは存在しているのですが、
データが壊れていてパソコンにコピーできないんです。怖いですね。
まぁ、それはさておいて、効率的な保存方法として、CD-Rを利用しています。
元データとして、ハードディスクにフォルダを作成して
すべてをそこへコピーし、原版CDを生のまま作っておきます。
256MBなら2枚、512MBなら1枚分をそのまま加工せずにCD-Rに焼くんです。
この中から採用画像をレタッチし、仕上げていきます。
プリント直前のデータは、別に保存しておいて、ネガのように扱います。
必要に応じて、DVD+RWに順次書き込んでいるのが実情です。
それでは、ここからが本題です。
そんな保存の仕方の特集なんてやぼですよね。
今回のキモは、どんなディスクがいいのか。と言うことです。
まずはCD-Rです。
CD-Rについては、一時的な保存なら格安ディスクでも良しとしています。
記録面が薄い緑色でバカ安の、いかにも危なそうな物でも、
今まで保存後のベリファイで引っ掛った経験はありませが、
去年のデータが読み込めなくなっていることが多いので、
間違って買ってしまったら
一時的なデータの受け渡しに気のおける友人に使って消費しましょう。
音楽CDとして使った場合、音飛びなどでもったいないことになります。
ツウの間で好まれている、記録面が濃い青い色をしたアゾ系のディスクは
さすがに保存性がいいです。・・・と言っても、そんなに昔に保存した
ディスクが無いので、あくまでも浅い経験と噂の範疇で。
いちばん信頼しているのがこれなのですが、最近見かけなくなりました。
音楽CDとしていちばん適していると言われています。
今安くて安心なのは、スーパーシアニン系の薄い青のディスクです。
パッケージ更新時には投売りになるけど、信頼できるディスクです。
デジカメで撮影したそのままの元データを保存するのにピッタリです。
そして気になっているのが、HX色素を使った記録面が銀色のものです。
バカ安メディアの記録面よりさらに薄い色をしているけど
タフネスHXとか書いてあるやつ。
能書きでは物理的には強そうだけど、どうなんでしょう。
では、DVDの分野ではどうでしょう。
データの受け渡しに使えると便利なのですが、まだ相手側の対応が
わからないので、いまひとつ利用していないのが現状です。
これからはデータがますます大きくなってくることでしょうし、
標準的に使えるようになることだと思いますけど・・・
DVD-Rでは、種類に注意が必要ですね。
ラベル面がシルバーの10枚入り998円の格安バルクで痛い思いをしました。
今のところ100パーセントエラー発生率です。
一部のデータが読み込めないので、バックアップには使えません。
かと言って、ちょっとづつ焼くぐらいならCD-Rを使います。
DVD-Rでは格安メディアには手を出さないほうがいいみたいです。
DVDレコーダーで使ってみても、途中でストップ。
ぜんぜんつかえましぇん・・・
そこで、今使っているのは三菱の5枚セットの比較的安いものです。
今のところ問題なしで、DVDビデオでも問題なく使えています。
DVD-RWではどうでしょうか。
10枚で1480円の格安メディアでは、やはりエラーが出ました。
でも使い道があります。
DVDレコーダーでは、普通に使えてしまいました。恐ろしや???
DVD+RWでは、まだエラーに遭遇していません。
ちなみにRiDATAとかいうあまり聞かないメディアを使っていますが。
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