93F 特集ルーム
「レイアウトのツボ その1(味付け)」
写真は面白い。撮ることも伝えることも。
そして組み合わせると、もっと面白い。
写真と写真、写真と文字、イラスト、アイコン、・・・
これらを組み合わせて、オリジナルポスターを作るともっともっと面白い。
でもレイアウトは難しい。
そこで今回は、レイアウトと言うものをパターンで区分けして
おおまかな体系付けを行ないます。
そうすることによって、暗黙のルールが見えてくるのです。
では早速進めていきましょう。
まず始めに、何のための物なのかをはっきりさせましょう。
使用目的です。ここをしっかりと打ち付けて動かないようにしておきます。
これによって、レイアウトのイメージ作りが大きく3つに分類されます。
前もって言っておきますが、これはぼくの経験上の勝手な思い込みですので、
まちがっていても責任は取れませんよ。
でも、そんなにはずしていない割に、難しいレイアウトの世界を
わかりやすく体系付けできたと思っています。
1.新聞のように誠実で実用的なイメージ:味付け→(実用味)
2.開放的で親しみやすいカジュアルなイメージ:味付け→(楽味)
3.憧れや情緒的なスピリチュアルなイメージ:味付け→(夢味)
ちょうど昔に流行った、スタイル・ファッション・モードみたいですが、
世の中、何でも3つに分けようと思えば分けられるんです。
で、使用目的からどんな味付けがいいのかをセレクトします。
全ての作業は、使用目的から発想します。
何度もくどいようですが、何のための物なのか
使用目的をしっかりと打ち付けて動かないようにしておかないと、
焦点がぼやけてピンボケ写真のようなレイアウトになってしまいます。
ね、写真を撮ることって、全てに通じるもんだと思いませんか?
生き方においても、仕事においても。
話題がそれてしまいましたが、使用目的から味付けをセレクトしたら
次にレイアウトに使う要素を選びます。
どんな要素を取り入れればこのような味付けになるのか・・・
長くなりますので、この要素については次回にしましょう。
今回はイメージの味付けについてでした。
では、次回をお楽しみに。

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