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「レイアウトのツボ その3(配置の要素)」 今回からは、それぞれの要素について具体的な解説をしていきます。 まずは、1の「イメージレイアウトの規則性に関する配置の要素」です。 配置の規則性を羅列すると、 ・きっちりしたグリッドに沿っているもの ・だいたいある程度グリッドに沿っているもの ・それぞれが同じくらいのボリュームで並んでいるもの ・四角い写真をグリッドにそわずに配置したもの ・いろんな形の写真をグリッドにそわずに配置したもの ・写真を丸く切り抜いてソフトな感じに自由に配置したもの ・余白を多く含むシンプルな全面写真等に文字をわずかに配置したもの ・ほぼシンメトリーな全面写真の左右にアンバランスに文字を配置したもの ・中心にメイン画像を置き、その周りを取り巻くように説明を配置したもの ・左右対称な写真に文字も左右均等に配置したもの ・全面写真ひとつで訴える文字はロゴ程度のビジュアル的なもの ・全面写真の一辺に白地を残して文字を配置したもの ・全面写真の片側に写真のボリュームを置いて反対側へ流したもの ・全体を二分して写真と文字を対決的に配置したもの ざっとこんな感じの要素に分類されます。 上から3つめまでが、「実用味」の味付けになり 新聞のように誠実で実用的なイメージに使用します。 次からの3つぐらいが「楽味」の味付けになり 開放的で親しみやすいカジュアルなイメージに使用します。 そして後半の方は「夢味」の味付けになり 憧れや情緒的なスピリチュアルなイメージに使用します。 配置の要素としては、だいたいこんなところです。 では、次回は情報量の要素について具体的な解説をしていきます。 お楽しみに。
                
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