補正値作成の手順2

 最初の一枚目は、任意のサイズで用紙設定を確認してそのままプリントしてください。

プリント時の各種設定については、プリンタドライバおよびアプリケーションの仕様によりますので、そちらをご参照ください。
用紙・インクのICCプロファイルを使ってプリントする場合は、アプリケーション側で変換してプリンタは無補正にするのか、またはプリンタドライバ側で変換するのかをご注意ください。
・・・詳しくはこちらのプロファイルに関する参考資料をご覧ください。・・・

 このプリントされたものと、本製品のインプットターゲットを比べて、この色の違いを補正する値を作ればいいわけです。
 すでにモニターのキャリブレーションがされている場合は、プリントされたものをモニターの近くに置き、その出力結果とモニターに表示されている画像(フォトショップの画面にある画像)を比較しても同じことになります。この色再現の違いがプリンターの出力補正になります。

 なお、インプットターゲットのカラーチャート各個所の値は以下のようになっております。情報パレットでご確認ください。

(上の画像をクリックすると、別ウインドウで画像を開きます)

付随事項:カラースペース(色空間)はデバイスごとに異なります。例えば、モニタとプリンタではカラースペースが異なり、また、プリンタの種類によっても異なります。プリントオプションダイアログボックスの「カラーマネジメント」オプションを使用すると、プリント中に画像のカラースペースが変更され、違った色再現になることがあります。
プリント設定でプリンターカラー管理が表示されている場合は、ははずしてください。(現在使用しているアプリケーションの設定を適用します)ただし、プリンターのカラースペースに変換してプリントする必要のある場合は、チェックを入れておきます。
また、プリント時のオプションで、「ソーススペース」のオプションは、「ドキュメント」を選択してください。ドキュメントに現在割り当てられているプロファイルで定義されたドキュメントカラーが再現されます。
プリントスペースは、「ソースの値と同じ」を選択すると、ソーススペースプロファイルを使用してドキュメントがプリントされますので、通常はこれでプリントします。プリンタのカラースペースと一致するプロファイルを選択すると、プリンタのカラースペースを使用してプリントされます。


手軽な調整方法

(チャートを使用)

補正値の作成例

(補正値の考え方)


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