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 Labカラーの豆知識 「Lab」ってのは、装置に依存しない色の記録方式で、このようなものを デバイスインディペンデントカラーといいます。 これとは反対に、おなじみのRGBやCMYKの色の方式は、 装置に依存していることから、デバイスディペンデントカラーと言い、 入力や出力の装置によって色の結果が変わってしまいます。 Labは、無彩色の0から100までのグレースケールを縦軸にして、 3次元で横軸を2本出します。 1本は、127の赤から0で縦軸と交差して、その反対側は0から127の 赤の補色である緑になります。 その軸と直角に交差するもう一本の方は、127の青から0で縦軸と 交差して、その反対側は0から127の青の補色である黄になります。 これら3本の軸は、それぞれL軸・a軸・b軸となります。 そしてそれぞれの中間色をうめると、存在するすべての色を数値で 記録することができます。 これは、RGBでもCMYKでも表現できない 正確な「絶対色」で色を表現できるんです。   簡単に言うと、   L軸(縦軸)の変化が「白〜黒」   a軸(横軸)の変化が「赤〜緑」   b軸(横軸)の変化が「青〜黄」   ということで、それを意味するものが   縦軸の変化が「明るさ」   横軸の中心からの距離の変化が「あざやかさ」   横軸の角度(色彩の輪)が「色合い」   を表しているということです。 その他何かお気づきの方、ご意見ご質問、このコーナーへのリクエストの ある方は、ぼくの方(tsuji@chitanet.or.jp)までメールしてくださいね。      tsuji@chitanet.or.jp または おたよりのページで!
                
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