10F 特集ルーム
Labカラーの豆知識
「Lab」ってのは、装置に依存しない色の記録方式で、このようなものを
デバイスインディペンデントカラーといいます。
これとは反対に、おなじみのRGBやCMYKの色の方式は、
装置に依存していることから、デバイスディペンデントカラーと言い、
入力や出力の装置によって色の結果が変わってしまいます。
Labは、無彩色の0から100までのグレースケールを縦軸にして、
3次元で横軸を2本出します。
1本は、127の赤から0で縦軸と交差して、その反対側は0から127の
赤の補色である緑になります。
その軸と直角に交差するもう一本の方は、127の青から0で縦軸と
交差して、その反対側は0から127の青の補色である黄になります。
これら3本の軸は、それぞれL軸・a軸・b軸となります。
そしてそれぞれの中間色をうめると、存在するすべての色を数値で
記録することができます。
これは、RGBでもCMYKでも表現できない
正確な「絶対色」で色を表現できるんです。
簡単に言うと、
L軸(縦軸)の変化が「白〜黒」
a軸(横軸)の変化が「赤〜緑」
b軸(横軸)の変化が「青〜黄」
ということで、それを意味するものが
縦軸の変化が「明るさ」
横軸の中心からの距離の変化が「あざやかさ」
横軸の角度(色彩の輪)が「色合い」
を表しているということです。
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ある方は、ぼくの方(tsuji@chitanet.or.jp)までメールしてくださいね。
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