102F フォトショップ・ルーム
「ヒストリーを使いこなそう」 普段はあまり気にならないけど、いざと言うときに頼りになるヒストリー。 ヒストリーパレットを普段から活用すれば、 何パターンもの作品を行き来して作業が進められるので 非常に効率がよくなります。 ヒストリーを効果的に利用するには、メモリーをたくさん積んでおく必要が ありますが、それも程度次第です。 まずはそのままやってみて、ストレスを感じたらメモリー増設です。 環境設定で、20になっているヒストリーを30〜40まで増やします。 これでバシバシスナップショットを撮っていき、いくつもの作業の流れを 記憶させます。 まずは作業途中で、どうしようか迷った時点でスナップショットを撮ります。 ヒストリーパレットにできたスナップショット名前の部分を ダブルクリックして「分岐点」等と名前を付け替えます。 ひきつづき、一つ目の案へむかって作業を進めていきます。 また迷った時点でスナップショットを撮り「1案の分岐1」とします。 そのまま進んで、また迷った時点でスナップショットを撮り 「1案の分岐2」とします。 最初の案が出来上がった時にもスナップショットを撮り 「1案の完成1」等とします。 気に入らなければ、それぞれの分岐まで戻って、違う路線を作り始めます。 いろんなパターンの完成が生まれますので、 スナップショットを切り替えながら見比べていると、 作業途中には気づかなかったものまで見えてくることがあります。 必要に応じてそれぞれの完成を別名保存をしたり、 別の流れの複製を作ってそこからレイヤーをオリジナルに持ってきたり いろいろ便利に使えますので、お試し下さい。