103F 知恵と知識の間
「主観付き新デジタル写真用語集! Part11」
さて、つづいて「か」です。
「解像度」
モニターディスプレイやプリンタ、スキャナ等のきめ細かさや
画質の滑らかさを表すもの。画像の密度と言えばわかりやすいかな。
でも、擬似解像度には注意が必要です。
「解凍」
圧縮処理によって容量を削減されたデータを、元の状態に復元すること。
展開とか伸張などとも呼ばれることもある。JPEGは圧縮しても
そんなに軽くならない。最近では容量削減の目的よりも、
複数のファイルをひとまとめにするために使われるケースが多い。
「階調」
写真の濃度変化とか明暗の変化の度合いを表す。
デジタル的に数値で判断すると言うより、見た目で豊かだとか乏しいとか
という判断をする場合が多い。
「外部記憶装置」
ストレージの事。データやプログラムを記憶する装置。
外付けのハードディスクやMO、CD-R等のディスクだけではなく、
USBメモリーや、デジカメのメモリーカードも外部記憶装置のひとつ。
「可視領域」
ひとの目で視覚的に感じることのできる色域のこと。
この領域の中にWide Gamut RGBがあり、いろいろな色空間が存在する。
「画素」
デジタル画像を構成する色のついた点のこと。
ひとつの画素でビット数に応じた階調を持つことができる。
CCDやCMOSでは濃度だけになるし、インクジェットではドットになって
解像度とあわせてちょっとまぎらわしい。
「かな入力」
キーボードに印刷されたかな文字に従って日本語を入力する方法。
ぼくは我流で始めたので見たとおりのかな入力で覚えてしまったため
あとからローマ字入力の方法を知ったが、いまさら変えるのもなんだか。
「カラーマネジメントシステム」
入出力機器による色の差を補正し、同じ色が再現されるようにするもの。
入力データを、プロファイルを参照して補正して記録する。
そして、出力時には出力プロファイルに応じて、入力時と同様の
色が再現できるようにカラーマッチングを行なう。言葉で言うとむつかしい。
カメラ、モニター、プリンターなどの機器間で違っている色再現性を
統一させるためのものっところか。
「ガンマ」
入力と出力の関係を対数表示した場合の直線部の傾き。
画像の明るさの変化って言えばいいのか。
今回は、「か」から始まるパートでした。ではまた。

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