105F 知恵と知識の間

「主観付き新デジタル写真用語集! Part13」 さて、つづいて「く」〜「こ」です。 「グラフィックスアクセラレータ」 CPUの負担を軽減させるために、CPUに代わって描画処理をする機能を持ち、 その描画のためのメモリーを持っているもの。 高画素のデジカメデータを高解像度なモニターで快適に処理するために できれば拡張しておきたい部分。 「クリップボード」 コピーやカットを行なったデータを一時的に保存するメインメモリの領域。 メインメモリーを消費し、通常は一つしかデータを保存できない。 画像データは大きいので、コピーペーストするよりも ドラックアンドドロップした方が、システムにやさしい。 「ケーブルセレクト」 ハードディスクでIDEケーブルのコネクタ位置により、そのハードディスクを マスターにするかスレーブにするかを自動的に設定する機能。 実際はこの自動をアテにせずに、ちゃんとジャンパーを設定しよう。 「光学解像度」 スキャナの光学系の物理的な読み取り密度のことで、値が大きいほど細密。 ソフトで擬似的に解像度を上げた、いんちき解像度を補間解像度って言う。 単に解像度と書いてある場合は、どちらの解像度なのか間違えないように。 「光学ズーム」 レンズの焦点距離を変化させて、広角・望遠をズーミングする機構のこと。 受光面をトリミングする「デジタルズーム」と違い、画像の劣化はないが、 望遠にするほどレンズが暗くなる傾向があり、ブレやすくなる。 「コントラスト」 コントラストが高くなるほど、白い部分はより白く、黒い部分はより黒く 表現されるため、メリハリは付くが階調が失われる。 ぱっと見がきれいに見えるため、高すぎる画像が氾濫している。 今回は、「く」〜「こ」で始まるパートでした。ではまた。
                
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