13F 資料室

   ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ***** インターネットメールで届く・デジタル写真専門誌 ******     デジタル写真セミナー   11月号   No.20   バックナンバーはホームページにて閲覧できます    http://www.chitanet.or.jp/users/tok/ ***********************************                       発行・配送数: 1972 部 目次  ・ [特集]  写真の内容  ・ [連載]  入力の知恵・画像の知識           (まとめ)  ・ [連載]  ちょっとかしこいフォトショップ・テク           (ショートカット活用のススメ)  ・ [連載]  アナログ男の‘グチ’  ・ デジタルフォトクラブ  ・ いいもの紹介       (電卓付きマウスパッド) ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ===== おしらせ ===== 《写真の年賀状出力サービス、通販開始しました》・・・宣伝です^_^; 自分で加工して作った画像で、オリジナル年賀状を作ってみませんか? 高品質なポストカードを、辻写真館が責任を持ってお届けいたします。 画像面は銀塩写真の仕上げなので、とってもきれい! お年玉くじ付き年賀状を使用しているので、受け取った方にも喜ばれます。 データは、最終的にこちらにてフォトショップで調整しますので ビットマップデータでもいいですし、 それ以外のファイル形式でも、ほとんどのものがOKです。 料金は、色・画質調整、ファイル変換、送料、などすべて含めて 基本料金として、\3,800 です。 そしてプリント料が、一枚 \80 です。数が多ければ割り引きあり! 当方で、くじ付きはがきや官製はがきも用意しています。  この場合は、はがき代(切手代)が50円かかります。  (私製はがきを希望の場合は、はがき代の50円はいりません。) 見積もりや、注文方法など、 詳しくは tsuji@chitanet.or.jp までメールでお問い合わせ下さい。 文字入れや合成などの加工もお受けできます。 その他、通常の「ネガから作る写真の年賀状」もお受けしています。 只今、「今週のひとこま」・「正統派・プロの合成技」を公開中です。 ご意見ご感想や、何かお恵みは tsuji@chitanet.or.jp まで!  必ず返信いたしますので、なかなか返事がないなぁってときは  何かのトラブルの可能性がありますのでもう一度送信して下さいね。   たいてい、ぼくの人的ミスで「消えちゃった」とか、   どこへいったかわからなくなったときですけど。(^^ゞ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ [特集] 写真の内容 技術的な話をする前に、写真を撮るときにもっとも大切な 「内容」について理解しておいてほしいと思います。 内容といってもいろいろありますが、 しっかりした目的は何だろうかとか、誰に何を伝えたいのか、 自分はどう考えているかなどの内容がなければただのきれいな写真に なってしまいます。 技術は、本気で常にがんばっていれば ある程度のレベルには達するものです。 しょせん、ドライな部分のオペレートにすぎないものだからね。 アシスタントならそれでいいのだけけど・・・ そこから先は感覚勝負になってくるので、 写真というものは、いかに中身が大切かということです。 贈り物をするときの中身が表現したいこと、伝えたいことであって、 箱やパッケージ、デザインに匹敵するものが カメラやパソコンやフォトショップのようなものだと思います。 仕事で写真を撮っているときに常々思っていることは、 お客さんに、立派な『空箱』を贈ってはいけないということです。 動機をはっきりさせて確実に表現し、 ちょっとした遊びは必要でも、余計な物はいらないと思います。 写真を撮るときのアドバイスになればいいけど、 目的に反するものは、画面から極力排除してください。 理屈でなく感覚で判断したほうが楽しく撮影が進むと思います。 ぼくがまだ小さかった頃、 かの「ブルース・リー」は、こう言っていました。 「考えるな、感じるんだ」と。   (テレビで彼の特集を見て、思いだしたんだけどね。) 常に目的を中心に置いて撮影していれば、何が必要で 何を写してはいけないのか単純明快でおもしろくなってくるので、 どんどんいろんな写真が撮りたくなってくると思います。 まずは、技術的なことを考えずに、動機のままに撮ってみることから スタートすることが筋ってもんでしょう! この先に必要になってくる技術的なことについては、 これからふれていきたいと思います。 目的や考え方に合った技術や方法を選択していけばいいことですから。 その他何かお気づきの方、ご意見ご質問、このコーナーへのリクエストの ある方は、ぼくの方までメールしてくださいね。    tsuji@chitanet.or.jp ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ [連載] 入力の知恵・画像の知識 フラットベッドスキャナーを使いこなそう! Part12 「まとめ」 パート12ってことは、もう1年になるのですねー。 ということで、スキャニングのまとめです。 とりあえず、フラットベッドスキャナーを使いこなそう!の連載は これで最終回ということにでもしましょうか。 この連載の前半部分でで言いたかったことは、 理屈がわかればそこから先は、自分で進んでいけるということで、 デジタル画像って何なのかわかってほしかったんです。 いきなりむつかしい内容になってしまって悪いなぁとも思いましたが あるていどの知識があるのと無いのでは、壁にブチ当たったときの 戸惑いがまったく違います。 どのようにして、アナログ写真をデジタルデータに変換しているのか よーく理解できていれば、目的に応じた対応の仕方がわかりますし、 迷いが無いぶんだけ能率も良くなるって分けですわ。 それに応用だってききます。 難しい内容だったかも知れませんが、 あの頃理解できなかったことでも1年近く前のことですので、 みなさんも上達しているはずです。 いま読み直してみて「はは〜ん、あのことね、なるほど」と感じれば もう上級の域に入っているということですね。 そして後半では、実用的な作業についての内容でした。 ひらめきやつまらない思い付きが、結構重要だということが わかって頂ければとてもうれしいです。 偏った常識や定説が頭の中にあると、 発想の枠が知らぬ間に狭められていることに気が付かないままに ながれて進んでいってしまいます。 まだまだ確立されたとは言えないデジタル写真のことですので、 いろいろな手段や考え方を試す価値は十分にあります。 また、それがおもしろいんです。 趣味で十万円以上かけてデジカメやプリンターを買い揃える人は 多くいますが、 同じくらいの金額で現像液と銀塩ペーパー、引き伸ばし機などが揃うのに こちらを選ぶ人はごくまれな超少数派。 こっちの方がきれいに出来て、直感的で簡単なのにですよ。 基本はどちらも同じです。 何もわからなくてもパソコン使えば簡単に・・・なんてあまいあまい。 より思ったとうりの仕上がりを期待するためには、 カメラマンの知識とプリントマンの技術がもれなく必要になります。 スタジオで撮った写真って、光がきれいでしょ。 普通の写真を自分でプリントできるとは思えないでしょ。 なぜパソコンを使えば同じようにできるとおもっちゃうのかなぁ。・・・ そのために、知識をみにつけませう。^_^; ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ [連載] ちょっとかしこいフォトショップ・テク 12 「ショートカット活用のススメ」 ショートカットってほんとに便利ですよね。 たとえば、ガウスぼかしの量を調整中に選択範囲が表示されていると プレビューがわからないですよね。 「コマンド」(ウインはCTRL)+「H」で隠れてくれることは よく知られています。 そしてさらに倍率を100%に変えたいときはどうしましょう。 フィルタや調整画面が出ている間はツールパレットが無効です。 ナビゲータパレットも他のパレットもすべて無効になっていますので、 ツールバーの「ビュー」しか使えません。でもめんどくさい。 こんな状況でも、ショートカットは健在です。 「コマンド」(ウインはCTRL)+「+」で拡大できます。 すべてのパレットが使えない状況下でこそ、 ショートカットのありがたみが、よりいっそうわかります。 普段から使っていれば、作業効率も格段に良くなるので 是非ショートカットを活用することをお勧めします。 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ [連載]  アナログ男の‘グチ’ このデジタル写真セミナーも始まってはや1年になります。 おかげでいろんな方と知り合いになれました。 メールフレンドもいっぱいでき、いろいろと教えていただいたり 腹を割って相談しあえたりで、みなさんに感謝しています。 こんなこと言い出すと、なんか最終回みたいだけど、 まだまだ伝えたいことがいっぱいで、いつまでも続けたい・・・ でも、じつは悩んでいます。 みなさんがいったい何を求めているのか、 このデジセミはどうあるべきなのか。 ここらでひとつ、アンケートをとってみたいと思いますけどよろしくね。 じきに届く別便のアンケートを返信してほしいのです。 むりにすべてうめる必要はありませんが、ご協力をお願いいたします。 この反応をみて、デジセミリニューアルか、このまま続投か、 はたまた存続させるべきかどうか判断したいと思います。 なんか、最近忙しくって遅れがちになってしまい 申し訳ないと思っていますが、がんばりま〜す。 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ デジタルフォトクラブ (質問コーナー) 「アンシャープマスクの最適値」 ・ 青木理美さんより (Q) 最近高いお金を払って念願のPHOTOSHOPを購入したのですが、 アンシャープネスの最適値がわかりません。 多分画像によって(原稿自体のシャープさに依存するでしょうね) シャープネスの量が変わってくると思うのですが・・・・ 出来れば御教授ねがいます。 (A) アンシャープネスって、アンシャープマスクの方ですよね。 この設定は、適用量・半径・しきい値の3つの設定項目があります。 適用量は、文字どおり、どれだけの量を適用をするかです。  通常は、150くらいを基準にして、目で見て加減するしかないですね。   半径は、元原稿のシャープさと、最終的な使用目的で変わってきます。  よほど特殊な場合を除いて、1.5以上は使ったことがありません。   しきい値は、画像の内容や、元原稿の画質によっても変わってきます。  人物などは、少し大き目の設定にしています。   そしてこれらは、解像度や画像の大きさ、 表示用なのか印刷用なのか、出力機の性能によっても変わってきますし 最終的な使われ方、 たとえば、どれだけの距離をとって見るものなのか ケースバイケースで変わりますので これが基準ってのが一概に言えないんです。 カットアンドトライでなんどもやって自分なりのデータを 身に付けて下さいネ。 「マクロ撮影」 ・ 大山さんより (Q) 最近、富士のFinepix500を買いましたが、マクロ撮影がうまく写せません。 サードパーティのマクロレンズ等ありましたらご紹介下さい。 カメラのマクロより欲張ったマクロ撮影がしたいと思っております。 宜しくお願いします。 (A) Finepix500では難しいでしょうね。 2つの問題があります。 ひとつは、レンズとファインダーの位置のズレによっておこる パララックスの問題。 これは、プレビューモニタで確認しながら撮影すれば問題なしです。 もうひとつが大問題で、ピントの問題。 マクロ撮影するときは、それに見合った分、CCDとレンズの距離を 離してやる必要があります。 でも、一眼レフタイプでないと、無理でしょうね。 他の方法は、レンズの前に凸レンズを付けると、 仕様にある最短撮影距離よりも、もう一歩近ずくことができます。 Finepix500のレンズ前にネジが切ってあるようでしたら クローズアップレンズの装着が可能です。 専用としては無いと思いますので、 カメラに詳しいショップで相談してみるといいと思います。 ただ、極端なマクロは無理でしょうね。 メールのお便り募集しています。   このデジタルフォトクラブのコーナーは読者の皆様からの             ご意見にお答えするコーナーです。  From Reader's では、フリートークしましょう。HP紹介も待ってます。     質問でも意見でもなんでもおよせください。          あてさきは、< tsuji@chitanet.or.jp >です。 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ いいもの紹介 「電卓付きマウスパッド」 これは便利だ! 電卓なんて、パソコンに付いているので必要ないと思っていたけど こいつを使い始めたら手放せなくなってしまった。 買ってまで欲しいと思わなかったけど、 たまたま、パナソニックさんから頂いたのでちょっと使ってみたら ハマってしまいました。^_^; えっ、ではこのマウスパッドはどこに売っているかって・・・ 知りません。 商品ではないみたいなので・・・ 実物を見たい方は、来月までにホームページにのっかりますので。 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ □ 投稿などで、匿名希望でという方はペンネームを添えて、   メールアドレスを掲載してもいい場合は本文中に書いて下さいね。 □ 配信を解除したいときは、http://www.chitanet.or.jp/users/tok/ の   「会報のご案内」ページにて登録解除をしてください。 □ このメールマガジンは、インターネットの本屋さん『まぐまぐ』を   利用して無料で配送しています。( http://www.mag2.com/ ) *********************************** ◆◇◆ 「デジタル写真セミナー」 11月号   No.20 ◆◇◆      http://www.chitanet.or.jp/users/tok/ 発行人  辻 徳明  tsuji@chitanet.or.jp 発行所  TOTAL PHOTO STUDIO  辻写真館 このメールへのご意見ご感想、転載許可や何かお恵みは     < tsuji@chitanet.or.jp > にお知らせください。 Copyright (C) 1997-1998 by Tokuaki Tsuji Presented by "PhotoStudio TSUJI" Chita-city Aichi Japan *********************************** ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━  
                
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