16F 知恵と知識の間

「GIFってなんだ」 インターネットを覗いていると、 画像が多く使われるようになってきましたね。 それも、写真としての画像もあるけど、タイトルや背景として 使われるケースが多くあります。 使える画像ファイル形式は「JPEG」と「GIF」の2つ。 写真としての画像は、主に「JPEG」といわれるファイル形式で保存されて いまして、フルカラーが扱えるわけです。 このJPEGというもの、フルカラーのまま非常に高い圧縮をかける事が可能で、 よく使われるのですが、圧縮率を高くするにつれてタイル状の歪みが ひどくなります。要するに、画面が汚くなります。 まあ、今回はWebで使われるもうひとつの形式「GIF」というものに ついて活用方法を考えてみましょう。 まずは、GIFの特徴です。 ・最高で256色までしか扱えない。 ・さらに色数を減らしてデータを軽くする事が出来る。 ・透明も扱える。 ・パラパラマンガみたいにアニメーションできる。 この特徴から見てもわかるように、256色までなので 写真には向いていないですね。 とにかくデータを軽くする必要のあるときしか写真では使われません。 ということは、写真以外の画像はコイツってことです。 写真以外の画像?・・・そう、タイトルデザイン等のロゴには このGIF形式が使われているのです。 色数を極端に減らしてデータを軽くするにはもってこいデス。 そして、透明色を使えば、輪郭も自由になるってこと。 ぼくのホームページには、透明のみの隠しボタンがいくつかありますので そいつの上にポインタを持ってくると指になり、お遊びリンクが待っている といった具合にも使える訳です。 で、このGIFは、何枚も重ねて動画っぽく使えるんです。 http://www.chitanet.or.jp/users/tok/index.html-ssiのタイトルにある 「Digiphoto」のロゴが動いていると思いますが、 これがGIFアニメーションなんです。 星マークが回っているのもそれです。 さらに、辻徳の部屋からリンクしているレベル補正の解説もそれ。 最近、スゴイと思ったのが、サントリーのカクテルバーのHP。 「JABA」を使わずに「GIFアニメーション」でこれだけのことを やってのけるなんて、さすがに大会社だなぁなんて思ったりしています。 ぼくは、フォトショップでGIF出力をていますが、他のアプリケーション でもGIF形式で保存できるものがあると思いますので、 一度お試しください。 フォトショップの場合、インデックスカラーに変換するときのオプションで 「Webカラー」というものがありますので、これを利用すれば 効果的に256色に変換することができ、GIF出力で最低限の色数まで 落として保存すれば、ファイルサイズを極力抑えた画像ファイルを 作ることができるのでオススメです。 さいごに、GIFアニメーションをどうやって作るのか、ですけど ウインドウズ版ですけど、「GIAM」という"フリーソフト"があります。 どこで落としてきたかは忘れちゃいましたが(ごめんなさい) とても分かりやすいものなので、これをとりあえず使ってみるのも いいでしょうね。
                
   次の講座へ    前の講座へ     16Fロビーへ出る