18F 資料室
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■□■□■ インターネットメールで届く・デジタル写真専門誌 ■□■□■
デジタル写真セミナー 99.4月号 No.28
バックナンバーはホームページにて閲覧できます
http://www.chitanet.or.jp/users/tok/
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発行・配送数: 2279 部
目次
・ [特集] 画像の調子
・ [連載] 入力の知恵・画像の知識
(色かぶり)
・ [連載] ちょっとかしこいフォトショップ・テク
(オプションパレットをスリムにする)
・ [連載] アナログ男の‘グチ’
・ デジタルフォトクラブ
(中途半端なファイル)
・ いいもの紹介
(古いパワーブック)
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===== はじめに =====
ようやく暖かくなってきました。
デジカメ持って、外へ飛び出そう!
そして、なんでもかんでも撮りまくってみよう。
要らないものは次々消しちまってもいいけど、
全部プリントして並べてじっくり見直してみよう。
気に入っている点、反省点を探して
次回の撮影はもっとうまくいくようにしっかり観察するんだ。
ご意見ご感想や、何かお恵みは tsuji@chitanet.or.jp まで!
必ず返信いたしますので、なかなか返事がないなぁってときは
何かのトラブルの可能性がありますのでもう一度送信して下さいね。
たいてい、ぼくの人的ミスで「消えちゃった」とか、
どこへいったかわからなくなったときですけど。(^^ゞ
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[特集] 画像の調子
今回は、画像の調子についてです。
調子っていっても、なんのこっちゃなんですけど
仕上がりイメージと考えてもらっても結構です。
具体的にはヒストグラムの状態です。
全体を見ると、ハイキー調とか、ローキーにするなどがあり、
コントラストや彩度も大事な要素です。
カラーに分割すれば、色の片寄りによって雰囲気を表現します。
あくまでも「片寄り」であって「くずれ」ではないことを
しっかりと意識しておかなければなりませんが。
この項目も、今まで触れてきたことと同様に、
撮影以前にイメージしておくことが大切です。
ある画像をいじくって作り上げるものではありません。
表現したい事柄があり、シャッターを押すきっかけがあって
それに適した光が当たって、調子を決定する。
大事なことなんだよねぇ・・・
そしてレイアウトは、それらを効果的に見せるためのテクニックなので
勉強のしがいがあります。
あ〜、またまた脱線してきちゃったけど、撮影のキーポイントなので
ここんところはしっかりとおさえておいてほしいナ。
ということで、(どういうこと?)どんな調子に仕上げるのかも
頭に置きながらの撮影をしてくださいね。
今回は短いようですけど、めちゃめちゃ内容が濃いので
ここらで終わらせていただきます。
じっくりと理解してもらえるとうれしいなぁ。
なんかようわからんというかたは、
バックナンバーを読み返してみてちょうだいませませ。
http://www.chitanet.or.jp/users/tok/index.html-ssiにいろいろあります。
質問もお受けします。
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[連載] 入力の知恵・画像の知識
「色かぶり」
色かぶりって何だかわかりますか。
例えば蛍光灯の下で写真を写すと緑色がかった発色になりがちです。
デジカメやビデオの場合は、ホワイトバランスをオートにしておけば
ほとんど補正がかかって普通に見えるんですけどね。
他のケースでは、セピア調になったものや夕焼けなどなど。
意識的にこの状況を補正によって作り出すこともあるし、
打ち消して普通の色味にすることもあります。
色を補正するときのポイントは
一番明るい部分が白になっているかどうか。
一番暗い部分がちゃんと黒にになっているかどうか。
グレーがナチュラルグレーになっているかどうかを
確認して補正していくことです。
更に複雑にバランスの崩れたものは、
トーンカーブをつかって1/4や1/8の調節をしたり
任意の場所の色情報を数値で見て部分的に補正します。
ネガフィルムの入力は、このような操作が必要になります。
色かぶりは、補正するかどうかやどこまで補正するかどうかは
その画像への思い込みで決めればいいと思います。
一般的ないい色にすることよりも、
写したときのイメージ(思い込み)に近ずけることが大切です。
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[連載] ちょっとかしこいフォトショップ・テク
「オプションパレットをスリムにする」
今回は、本来に戻って、ちょっとした小ネタです。
フォとショップはバージョン5になってからオプションパレットだけが
幅広くなっていますよね。
このパレットサイズを他のパレットと同じにする方法があるんです。
ちょっと慣れた人向けですが、とっても使いやすくなるので
お試し下さい。
ただ、日本語表記ではなくなってしまいますので、
ある程度フォとショップを使いこなせる人でないと
戸惑ってしまうかもしれませんね。
オプションパレットをスリムにするには、
フォトショップフォルダにある「TW10428.dat」という
意味不明な(笑)ファイルを削除するか、他のフォルダに移動させて
起動すれば、出っ張りの無い使いやすいパレットのフォとショップが
起ち上がります。
これ、結構知っている人多インじゃないかなぁ。
ぼくも偶然に「こんなのいらないャ」ってこのファイルを捨てちゃったら
英語版になってオドロイたけど、オプションパレットが
他のパレット幅にそろったので感心していた次第であります。^_^;
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[連載] アナログ男の‘グチ’
CD−Rがほしい!
あ〜ほしい、ほしい、ほしい。
でも、何を選んだらいいのかわからない。
欲張りだからマックでもウインでもどちらでも使いたいし、
音楽CDも作りたい。
そうそう、アマチュアやセミプロのオリジナルMDのジャケット撮影も
やっているので、てきればCDで中身も作っちゃいたいし。
仕事にはならないと思うけど・・・
主にマックで使うんだけど、何がいいのかだれか教えて!
話はコロッと変わるけど、PDFって使えるねー。
建築写真の仕事で使っているけど、ほんと説明しやすくて
とっても喜んでもらっている。
建築写真とCADデータと環境資料をページメーカーで割り付けて
PDFで書き出してリンク付けする。
写真点数が多いと、ひとつひとつ大変な割り付け作業になるけど
(このへん、うまい方法はないのかなぁ)
他ではやってないし、撮影から最後まで一ヶ所でできる強みもあって、
うちのパソコンフル稼動ですわ。
オペレートできるスタッフを増やさなくては。(悩)
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デジタルフォトクラブ (質問コーナー)
「中途半端なファイル」 ・ 北村さんより
(Q)
ORG: フォトショップで印刷する時に
ORG: メモリーが足りないと自動的に印刷がキャンセルされて
ORG: しまい、おそらく中途半端なファイルが作成されてどこかに
ORG: しまわれていると思うのですが、どのファイルを削除すれば
ORG: いいのか、判りません。
ORG: 失敗の連続で、遂にHDがいっぱいになってしまいました
ORG: 宜しければご助力を頂ければと思います。
ORG: 使用機器なのですが、NECのバリュースターnxで
ORG: プリンターはエプソンのスーパーカラリオpm750を使用
ORG: しています、osはwin95です
(A)
プリンタ関係のフォルダを調べてみるのが
ヒットしやすいかなぁ。
それとも、フォトショップが使っている仮想記憶ディスクに
不可視ファイルを作っているかも知れないし。
ウインドウズはいまいち得意じゃあないので、
詳しい方がみえましたらアドバイスお願いします。
プリンタの印刷ジョブは残っていないですよね。
一時ファイルとか、spoolとかのフォルダに入っているかもしれません。
表示オプションで、「すべてのファイルを表示」にして
調べてみて下さい。
ウインドウズは、これくらいしかわからないので、だれか助けて!
フォトショップの仮想記憶は、単体のHDDを別に用意するか
専用にパーティションをきって割り当てておくようにしましょう。
いつも空の状態で、初期化できるようにね。
プラグインからプリントしているなら、問題は起こりにくいと思うけど
システムを介してプリントしているとなれば
メモリーの割り当てをもう少し減らして
プリント前に再起動をしてからプリントすれば
メモリー不足は多少改善できると思います。
☆。.:*:・'゜★゜'・:*:.。.:*:・'゜☆。.:*:..:*::・'゜☆。.:*:・'゜:*
'゜☆。.:*:・'゜★゜'・:*:..。.:
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このデジタルフォトクラブのコーナーは読者の皆様からの
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質問でも意見でもなんでもおよせください。
このメールに返信すればOKです。
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いいもの紹介
「古いパワーブック」
いま、この原稿を打っているのは
Appleのパワーブック150っていうモノクロのノートパソコンです。
でもこれが結構使い物になるんですねぇ。
起動は早いし操作性は同じだし・・・
アクロバットエクスチェンジもなんとか使えるので、
デスクトップ機のディステラーで書き出したらこのパワーブックで
リンクずけしたり、細かな修正を加えたりと便利に使えます。
え、もっといいのを使ってるって・・・
どうも失礼いたしました。^_^;
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発行人 辻 徳明 tsuji@chitanet.or.jp
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