25F フォトショップ・ルーム

「ロゴを作ろうPart1」 ロゴといえば、イラストレーターがよく使われますが フォトショップで作るロゴは いろんな表現ができて、また、いいものです。 年賀状の見出しに使って、オォッと言わせましょう。 今回は、アルファーチャンネルを活用して、 メモリーをあまり食わない方法で紹介いたします。 その1 「メタリック加工」 パレットでアルファーチャンネルを開き、 新規チャンネル(#4)を作ります。 描画色を白にしてロゴにしたい文字を入力するか、 鉛筆で書き込んで下さい。 選択範囲は解除します。 このアルファーチャンネル「#4」を複製して、 「#5」を作って下さい。 この「#5」にガウスぼかしを5ピクセルほどかけます。 この値は、画像の大きさにより調節して下さい。 で、これにエンボスフィルターをかけます。 一応、「-45度/5ピクセル/180%」くらいを目安にして 調整して下さい。 このチャンネルに光沢感を持たせるために トーンカーブでいじります。 ------------------------- ll ll l l l l l l l l l l l l l l l l l l l l l l ll ll ------------------------- こんな感じに、3反転くらいさせるといい感じです。 そしたら、「#4」の選択範囲を読み込み、 7ピクセルほど選択範囲の拡張をして 選択範囲を新規に保存すると、 これがアルファーチャンネル「#6」になります。 「#5」のチャンネルに この選択範囲をコピーして、 レイヤーパレットの背景レイヤーをアクティブにして ここへペーストすると、レイヤー1が作られます。 背景レイヤーを選択して、「#6」の選択範囲を読み込み、 選択ツールで8ピクセルくらい右下へ移動させると 影のようになります。 描画色を「黒」にして、選択範囲内を塗りつぶせば メタルっぽいロゴが出来上がります。 これに色をつける場合は、 レイヤー1をアクティブにして、 「#5」の選択範囲を読み込んでから、 もう一度選択範囲の読み込みで「#6」を 「現在の選択範囲との共通範囲」をチェックして読み込んで下さい。 描画色を塗りたい色にして選択範囲を塗りつぶします。 描画モードをソフトライトにすれば、ほらほら。 その2 「燃やしちゃおう」 ぼくのHPの辻徳の部屋にある、カヤックに乗った辻徳の画像を クリックすると燃えてしまいます。こんな感じに燃えたロゴを作ります。 まず、新規チャンネル「#4」を作ります。 描画色を白にしてロゴにしたい文字を入力するか、 鉛筆で書き込んで下さい。選択範囲は解除します。 燃えると上に炎が上がりますので、 サイズに余裕を持って上は空けておいて下さい。 選択範囲の記録で「#5」に選択範囲を保存します。 「#5」をアクティブにして、半時計周りに90度回転させて 風フィルターをかけます。 「種類は強く、方向は左から」で2〜3回かけた後で、 「種類を標準にして、方向は左から」で1〜2回繰り返して下さい。 この回数は、炎の大きさになります。 そしたら時計周りに90度回転させて元に戻します。 拡散フィルターを1〜2回かけてから、 ガウスぼかし(半径2〜4くらい)を実行します。 つづいて、波紋フィルターを実行します。 大きさや振幅数は炎っぽくなるように、調節して下さい。 「RGB」チャンネルに移った後で、 画像すべてを黒で塗りつぶして 「#5」の選択範囲を読み込んで、白で塗りつぶします。 こんどは「#4」の選択範囲を読み込んで、 何かのテクスチャーを張り付けます。 適当なものは、雲模様2あたりのフィルターですね。 あとは、トーンカーブで炎の色をつけて、 S型にコントラストがあがるように少し補正して出来上がりです。 他にもいっぱい表現方法がありますが、 今月はこの辺で。 リクエストもお待ちしています。
                
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