26F フォトショップ・ルーム
「ロゴを作ろうPart2」 先月に引き続きロゴの作成です。 前回は、アルファーチャンネルを使っていろいろと細工しましたが、 アルファーチャンネルの使い方、わかりましたか? 今回もアルファーチャンネルを使ってロゴを作りたいと思います。 このアルファーチャンネルってやつ、使いようによっては とっても便利ですので、是非マスターしなくっちゃネ。 その3 「ネオン効果」 とりあえず、800×250ピクセルくらいの画像を新規に作成して、 黒で塗りつぶしてください。 黒の塗りつぶしは、オプション+D(WinはCTRL+Dだっけ?) でしたね。ショートカット。 新規にアルファーチャンネル#4を作り、 そこへ文字マスクツール(文字ツールの点線のヤツ)で ネオンにする文字を入力してください。 150〜200ポイントくらいのゴシック体がいいですね。 「選択範囲」−「選択範囲の変更」−「滑らかに」で 半径を5ピクセルくらいにしてかどを丸めて、 「選択範囲」−「選択範囲の変更」−「境界線」で幅を 倍の10ピクセルくらいを選択したら、 描画色を白にして選択範囲内を塗りつぶしてから 選択範囲を解除してください。 黒を少しつぶすために、 「イメージ」−「色調補正」−「レベル補正」で 黒のスライダを真ん中当たりまでもってきて黒をつぶします。 レイヤーパレットで背景レイヤーを選択しなおして、 「選択範囲」−「選択範囲の読み込み」で#4チャンネルを 読み込んでから、白で選択範囲を塗りつぶします。 そして、選択範囲を解除して、 「フィルタ」−「ぼかし」−「ぼかし(ガウス)」で2ピクセルほど ぼかしてやります。 着色は、「イメージ」−「色調補正」−「色相・彩度」で 色相-40くらい、彩度100、明度0に補正してください。 「選択範囲」−「選択範囲の読み込み」で#4チャンネルを 読み込んでから、 「選択範囲」−「選択範囲の変更」−「拡張」で5ピクセルほど 実行して、「選択範囲」−「選択範囲の記録」で新規に記録すると #5というアルファーチャンネルが作成されます。 「選択範囲」−「選択範囲の読み込み」で#5チャンネルを読み込み、 「選択範囲」−「境界をぼかす」で5ピクセルくらいぼかします。 「選択範囲」−「選択範囲の読み込み」で「現在の選択範囲から削除 をチェックして、さらに#5を読み込んでから、 R200、G0、B100くらいの色で塗りつぶしたら選択範囲の解除。 またまた「選択範囲」−「選択範囲の読み込み」で#5を読み込み、 「選択範囲」−「境界をぼかす」で10ピクセルほどぼかし、 「選択範囲」−「選択範囲の読み込み」で「現在の選択範囲から削除 をチェックして、もいちど#5を読み込んでください。 そのまま、先ほどの色で塗りつぶしてください。 次に「選択範囲」−「選択範囲の読み込み」で#5チャンネルを読み込み、 「選択範囲」−「選択範囲の反転」をしてから、 「フィルタ」−「ぼかし」−「ぼかし(ガウス)」で 2ピクセルほどぼかして完成です。 その4 「ちゃんとしたスタンプ」 フォトショップには、スタンプフィルターがありますが、 どうもしっくりこないので、 もっと"らしく"見えるスタンプを作りましょう。 まず、800×200ピクセルくらいの画像を新規に作成して下さい。 角印なら、400×400ピクセルくらいかな。 新規にアルファーチャンネル#4を作り、 描画色を白で文字を入力してください。 150〜200ポイントくらいの太い文字がいいですね。 この文字の範囲を選択範囲にしておいて下さい。 そのまま「フィルタ」→「ノイズ」→「ノイズを加える」で ガウス配布でめいっぱいノイズを加え、 「フィルタ」−「ぼかし」−「ぼかし(移動)」で、 横方向に15〜20ピクセルほどブラしてやります。 選択範囲を解除して、 「フィルタ」→「表現手法」→「拡散」で 標準の描画モードで拡散フィルタをかけて下さい。 つぎに、「フィルタ」→「ピクセレート」→「面を刻む」を実行してから 白を飛ばすために、「イメージ」→「色調補正」→「レベル補正」で 右の白い三角のスライダを真ん中あたりまで持ってきて下さい。 画像が明るくなりますので、OKしてください。 ここでようやくレイヤーパレットの「背景」をアクティブにして、 「選択範囲」−「選択範囲の読み込み」で#4を読み込み、 背景色は白のまま、描画色にスタンプにしたい色を設定して下さい。 選択範囲を塗りつぶしたら、選択範囲を解除します。 そしてお待たせのスタンプフィルタです。 「フィルタ」→「スケッチ」→「スタンプ」で、 バランスを10くらい、滑らかさは2くらいでいいと思いますので、 このフィルタを実行すれば、 よりリアルなスタンプ加工の出来上がりです。 前回からやっている、これらの加工は、 アクションに登録しておけば、いつでも簡単に実行できます。 じつはこれらの加工処理、 ぼくの所ではもうアクションにしてあるのでした。便利便利。\(^o^)/ もっといろいろあるので、HPにアップしようかな。^ ^