32F 資料室

■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■ ━━━━━ インターネットメールで届く・デジタル写真専門誌 ━━━━━ ┏┏┏┏ ┏┏┏┏ ┏┏┏┏ ┏┏┏┏   デジタル写真セミナー 2000   6月号   No.49 ┏┏┏┏ ┏┏┏┏ ┏┏┏┏       バックナンバーはホームページにて閲覧できます ┏┏┏┏         http://www.chitanet.or.jp/users/tok/ ┏┏┏┏ ┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏ ┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏                       発行・配送数: 4060 部 《目次》  ・ [特集]  梅雨のお掃除  ・ [連載]  入力の知恵・画像の知識           (デジタルカメラを使いこなそう! Part12)  ・ [連載]  ちょっとかしこいフォトショップ・テク           (プリント指示のアクション)  ・ [連載]  アナログ男の‘グチ’  ・ デジタルフォトクラブ          (できるだけきれいに拡大するには)          (デジタルカメラのノイズとは何なの)  ・ いいもの紹介 (写真入り名刺)  ・ フォトショップが難しいと思っている方へ  ・ デジセミ付録      グレースケールデータ作成アクションは、HPにて □ 広告募集しています。   詳しくは、http://www.chitanet.or.jp/users/tok/koukoku.html ┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏ ┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏ ===== はじめに ===== キャンプいくよ。 7月の19日と20日。 20日は祭日で、海の日だけど、川へ行く。 今度は遊びだから、オフ会したいやつぁ、みんなおいで。 場所はキャンプ場じゃないから、予約は要らないしお金はかからない。 自分の食い物だけ持って好きな時間に来ればいい。 冷えたビールの差し入れがあればなおいいねぇ。 場所は岐阜県南部のいつもの川原。 参加したい人は、tsuji@chitanet.or.jpまで メールで詳しい場所を聞いてちょうだいね。 迷わないように携帯の番号も教えとこうかな。 ポンコツサーフと黄色いシーカヤックが目印だよ。 この場所でいちばんバカでっかいタープを張ってるとおもうよ。 ご意見ご感想や、何かお恵みは tsuji@chitanet.or.jp まで!  必ず返信いたしますので、なかなか返事がないなぁってときは  何かのトラブルの可能性がありますのでもう一度送信して下さいね。 ┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏ ┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏ [特集] 梅雨のお掃除 最近ほんとに雨が多いねぇ。 湿気もあって、仕事がはかどらない。 こんな時期にいちばん気になることは、スキャナーの原稿台。 よ〜く観察してみましょう。 うっすらと曇っていませんか? 目で見てわかるほど曇っていては大変だけど、 写真をスキャンする時に、色がムラになっていたりすることがあります。 それは、写真の表面が原稿台と密着して色が濃くなってしまうんです。 いわゆる、ニュートンリングが発生したような状態です。 湿気が多い時によくありますので、写真原稿をドライアーなどで よく乾かさないといけないので面倒です。 またまた話がずれてきちゃいましたが、 スキャナーの原稿台をしっかりと磨いて皮膜をとってやることも大切です。 んじゃぁ、スキャナーを掃除しましょう。 ぼくはいつも、梅雨前と梅雨明け、それから秋頃の3回掃除しています。 カメラ用品にあるレンズ清掃用のクロスと、清掃用のアルコールを使い、 スキャナー本体を分解して内部までしっかりと磨きます。 CCDの収まっている密閉されたケースは恐いので空けませんが、 特に原稿台の表裏は直接画像に写っちゃう部分なので 念入りにしっかり磨いて掃除します。 ついでに駆動ベルトのテンションも確認して、前回と違う感触だったら 少しだけ張りなおします。 可動部分は摩耗もしていますので、ギアの歯の位置も変えておきます。 まあ、うちみたいに仕事で毎日頻繁に使っていれば、なんですけどね。 ギアの片減りなど、一方的に摩耗する部分は、 裏返して使うっていう手もあります。 さあ、最期はブロアーで埃が入らないように注意を払いながら 組み上げていきます。 原稿台のガラス枠を固定する時は、いちばん押した状態で仮組みして、 なにかスキャンしてゼロの位置を合わせてからネジを締めて終わりです。 ちゃんとメンテナンスをしましょうね。 びっくりするほどよごれてるんだから。 ┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏ ┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏ [連載] 入力の知恵・画像の知識 「デジタルカメラを使いこなそう! Part12」 今回は「不要なトーンは捨てる」についてです。 デジタル画像のほとんどは、0〜255までの256階調で作られています。 RGBカラーなら、それぞれのチャンネルに256階調×3で、 CMYKならそれぞれのチャンネルに256階調×4です。 ようするに、8ビットの階調をチャンネルごとに持っているんです。 処理の途中まで16ビットで処理をしてきても、 出力時にはほとんどが8ビットになるんです。 今回は、わかりやすいようにモノクロの場合を考えてみます。 チャンネルがひとつですので、0〜255までの256階調ですね。 その中の0のレベルが真っ黒に当てはまります。 そして、255のレベルが真っ白に当てはまります。 画像のヒストグラムを見てみましょう。 0〜255まで無駄なくピクセルが存在しているでしょうか? これだけのダイナミックレンジがありながら、 真っ黒や真っ白が存在しない画像もあります。 これをレベル補正によって、階調を有効に再割り当てをしてあげる作業を ダイナミックレンジエンハンスメントと言いますが、 意図的に階調を捨てることもあります。 例えば、ダイナミックレンジの狭いスキャナーで発生しやすい暗部ノイズや 安いデジタルカメラの画像にありがちな、白のにごりや暗部のノイズ。 暗い部分がざらついている状態を何とかしたいことってありますよね。 こんな時は、無理に暗部の階調を再現しようとは考えずに、 思い切ってつぶしてしまった方が、結果的に良くなることがあります。 要はデータではなく、見た目を大切にする方が現実的ってことですね。 デジタルカメラは、デジタルなカメラだけど 画像と言う最終的な生産物は、人間の目で見て認識するものなので ヒストグラムの最良なかたちなんて無いんです。 いらないゴミになる階調部分はつぶしたりして捨てちゃいましょう。 ┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏ ┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏ [連載] ちょっとかしこいフォトショップ・テク 「プリント指示のアクション」 長年PCと付き合っていると、どんどんいろんなプリンターが発売されて 複数台のプリンターを使用している人も多いと思います。 そんな時に最も問題になるのが、個々のプリンターの色の違い。 カラーシンクもあてにならないし、プロファイルの切り替えも面倒です。 それならいっそのこと、プリンターごとにトーンカーブと彩度の補正値を 作ってあげましょう。 そして、その一連の作業をアクションに登録すれば 簡単出力で色もバッチリって言う訳です。 まずはグレースケールを作り、プリントしてみます。 そうそう、グレースケールのデータは HPの辻徳の部屋にでもアップしておきますね。 あ、やっぱり画像ファイルをそのまんまアップしていては芸がない。 グレースケールを作成するアクションをアップしておきましょう。 その方が、ファイルが軽くていいや。   http://www.chitanet.or.jp/users/tok/から入ってね。 ただしこれは、あくまでもデータ上のグレーです。 で、プリントしたら白飛びと黒つぶれが無いかどうかを確認してください。 もし発生しているようでしたら、トーンカーブで補正をして、 その補正値を保存してください。 左下と右上の位置を変更するんですよ。 トーンカーブは、縦軸が出力値で横軸が入力値になっていると思います。 あとはこの出力結果のプリントをモニターの横に並べて、 同じ色目になるように、先ほど保存したトーンを読み込んで、 各色のカーブを変更します。 そしたら、変更した形と逆方向にカーブを作り直して、それを保存します。 この時に、 プリントするプリンターの名前を(tonePM3300とかtoneMD5500など) 付けておくとわかりやすいですね。 モニターがちゃんとキャリブレーションされていれば、 これでほぼ合ってくると思います。 次は彩度の補正です。 こちらは何か写真を使った方がわかりやすいです。 ほとんどのインクジェットプリンターは、彩度が高すぎるものが多いので 下げる方向になると思いますが、ピクトロブリントや、 熱転写プリンターなどは、逆に少し上げた方がいい感じになります。 この彩度も(hslPM3300とかhslMD5500など)プリンターの名前を 付けて保存してください。 これらの補正データを各プリンター毎に作ってくださいね。 では、ようやくアクションの作成です。 まずプリントする画像を開いてください。 アクションパレットから、新規アクションを作ってください。 名前は、プリントするプリンター名がいいと思います。 例えば、「PM3300出力」とか、「MD5500出力」とか・・・ 記録中を示すアイコンが赤くなったのを確認してから、 「イメージ」→「色調補正」→「トーンカーブ」を開いて、 「読み込み」ボタンを押して、そのプリンター用の補正データを 読み込んで「OK」します。 つづけて 「イメージ」→「色調補正」→「色相・彩度」を開いて、 「読み込み」ボタンを押して、そのプリンター用の補正データを 読み込んで「OK」します。 次は「ファイル」→「プリント」 又は、「ファイル」→「データ書き出し」→プリンターの出力プラグを 指定して、プリントアウトしたら、ヒストリーパレットを開き、 補正前まで戻してからアクションの記録を中止すれば プリントアクションの完成です。 これも、プリンターごとにアクションを作ってくださいね。 これで次のプリントからは、このアクションを再生するだけで 個々のプリンターの色特性に合った補正値が適用されて 同じような色にプリントされるようになりました。 今回のアクションは、 各補正データをアクションには記録せず、 保存してある補正値を適用するというアクションの使い方をしました。 この補正データを上書きすれば、アクション自体に手を加えずに いくらでも修正が出来ると言う便利な使い方でした。 ただし、補正データの保存してあるボリュームや階層が変わると 動作しなくなるので、注意してくださいね。 ┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏ ┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏ [連載]  アナログ男の‘グチ’ ここまでPCが普及してくると、改めてイマジネーションの重要性を感じます。 創造するってこと、忘れないでほしいね。 世の中に氾濫する物や形には、なにかの理屈があるはず。 はたして、目的から発生してきたデザインなのかどうか・・・ 道具によって造らされてはいないだろうか。 いちばん伝えたいことは有効に表現されているのだろうか。 これからも重要な要素であるイマジネーションと言うキーワード。 でも、イマジネーションが腐るとぼくの大嫌いなバーチャルに なってしまうものもあるのが残念。 やっぱり手の届きそうな現実がチラチラしていないとね。 そんなこんなで写真な訳。 なんか、風邪ひいてるし、外は雨だし、 頭ん中どろどろしてるし、仕事はひまになっちゃったし、 名古屋に出ることが多くなってきたし。 あぁ、5日の日もいかなくっちゃ。 最近、カタカナの意味不明な表現も多くなってきたと思うでしょ。 イメージングソリューション?・・・何のこっちゃ。 中身の薄っぺらなものを、ものすごく豪華な包装によって うまくだまされているような気がする。 そうは言っても、ぼくだってカタカナをつい使ってしまう。 なんとなくカッコが付くし、カタカナを使わないと付き合っていけない 人種も数多くいるからしかたない。 それこそバーチャルのキャッチボールをしているみたいで なんとなくわかったような、解決したような気にさえなれば それで満足してしまうという、おもしろい人たちもいる。 それはそれでいいし、どうこうしようとも思わないけど、 自分のことに関しては、ちゃんと理解して行動し、 的を得たものを生産していきたいと常々思っている。 いかにも難しく考えていないかように見えるように、 成果物は単純明解にネ。 ┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏ ┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏ デジタルフォトクラブ (質問コーナー) 「できるだけきれいに拡大するには」 矢取さんより > 始めまして毎月まぐまぐから配信を > 楽しみにしております。仕事でフォトショップ(5.5)使っていますが > 触り始めて3ヶ月、ましてや画像処理なんてまったくの素人ですので > 「デジタル写真セミナー」は教科書的存在になっています。 > 今回ずうずうしく質問させていただきたいのですがスキャンした画像を > 拡大したいのですが写真画質を保ちながら拡大するには > どうすればよいのでしょうか、ぜひとも御回答をお願いします。 フォトショップで拡大ですかぁ・・・ 画質の面で、できれば避けたいことなんですが、 2倍以内なら、用途によっては使えることもあるでしょう。 再サンプリングの拡大では、フォトショップの環境設定の一般を チェックしてみて下さい。 画像補間方式が「バイキュービック(高画質)」になっているでしょうか。 そして、拡大したら必ずアンシャープマスクフィルタをかけること。 これくらいのことしか、手の打ちようが無いかな。 それ以上は、マスクと各ツールを駆使して 根気よくレタッチをしていくことになります。 でも本来は、スキャン時に的確な解像度を確保するのがスジです。 スキャナー自体の光学解像度が不足しているなら それなりに大きなサイズの原稿を用意するとか、 出力センターなどで、スキャンしてもらうことも考えられます。 あと、大判サイズのインクジェットプリンターが使用している 拡大プロセスなどは、なかなか優秀なので、 無理に拡大する必要がないこともありますよ。 > > スキャン時に的確な解像度を確保する > > 拡大したら必ずアンシャープマスクフィルタをかけること > > この2点を注意して、もう一度やってみようと思います。 > 御回答ありがとうございました。 特に、最初のスキャンの時に 十分な解像度を確保しておくことが大切ですね。 スキャナーの性能にもよりますが・・・ ☆。.:*:・'゜★゜'・:*:.。.:*:・'゜☆。.:*:..:*::・'゜☆。.:*:・'゜:* '゜☆。.:*:・'゜★゜'・:*:..。.: 「デジタルカメラのノイズとは何なの」 皆川さんより > デジタルカメラの説明で良くノイズがでると > 言いますが、この、ノイズとは具体的に > どんな物なのか? > たとえば色収差のような色ズレか > モアレのような模様のことか > 教えていただきたいと思いメールしました 色収差は、受光面積とレンズの性能で決まります。 モアレは写すものによって。 この場合のノイズって言うのは、 暗い部分などのCCDのレンジがギリギリのところで発生する ざらざらしたもののことを指しています。 CCDの性能が悪いと、ノイズを多く含みます。 ちょうど、露光不足の写真に見られるような粒子の荒れた感じですね。 また、JPEG圧縮による歪みをノイズと言うことも希にあるようです。 一昔前の150万画素クラスのころは、かなり目立っていましたが、 200万画素を超えたころからは、かなり良くなってきました。 解像度だけではなく、ダイナミックレンジの方も CCDをかなり改良しているみたいです。 同じデジタルカメラでも、感度の設定でノイズの量が変わります。 感度を100相当などと、一番低くしておけばノイズの発生を 抑えることが出来ますし、感度を400とかの最高にすると ノイズが多少増えてきます。 ノイズが気になる場合は、 感度をオートではなく、最低に固定するといいと思います。 ☆。.:*:・'゜★゜'・:*:.。.:*:・'゜☆。.:*:..:*::・'゜☆。.:*:・'゜:* '゜☆。.:*:・'゜★゜'・:*:..。.: メールのお便り募集しています。   このデジタルフォトクラブのコーナーは読者の皆様からの             ご意見にお答えするコーナーです。     質問でも意見でもなんでもおよせください。                 このメールに返信すればOKです。 ┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏ ┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏ いいもの紹介 「写真入り名刺」 写真入り名刺と言えば、ダサイもの・・・って言うのは昔の話。   (ダサイと言う言葉も昔の話なんだけど ^_^;) あの、顔写真が入った、デザインもひったくれも無いものを 想像してしまうけど、今は違うよ。 写真入り名刺と言うよりも、デザイン名刺と解釈してください。 プリントショップや写真屋の店頭にあるサンプルパターンなんて無視して 自分で好きにデザインできるんです。 イラストレーターを使っている人なら、 この自作のイラストレーターのデータから直接印刷してもらえます。 写真画像を割り付けたりも自由自在。 手書きのレイアウト原稿とJPEG写真でもOK。 値段だって、普通の文字だけの名刺に毛が生えた程度。(どんな毛なんだ?) いい仕事が欲しいなら、ステーショナリーから。 まずは、オドシの効く名刺から始まります。 デザインは、手書きの原稿からの書き起こしもやってくれます。 イメージカットでも、作品でも、ロゴのプレートでも何でもかんでも フルカラーの写真を名刺に載せてイメージアップを図りましょう。 気になる方は、tsuji@chitanet.or.jpへ。 ┏┏┏  NEWS ┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏ ┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏ 「フォトショップが難しいと思っている方へ」 これさえあれば、初心者どころか初級者も卒業してしまうほどの 操作を解説しているCD-ROMを見つけてしまいました。 (株)ウイネットってところが出している、自学学習システム(Self Education)のクリエイターシリーズです。 中身は「基本操作編」と「プロテクニック編」2枚のCD-ROMが入 っておりWindows/Macの両方で動くハイブリッドCD-ROMです。 フォトショップの解説本を買ってもちゃんと読んでない人、多いん じゃないかなぁ・・・用語とかで訳が分からなくなっちゃって。 ラッセル・スパークマンとかが書いた本は、とっても参考になるん だけど専門過ぎてこれから勉強していこうって人にはつらいよね。 ひととおり使えるようになってからこのような本が面白くなってき ます。 このクリエイターシリーズの使い方は、ムービーで実際の画面と、 ナレーションで解説が流れてきます。ショートカットを使わない操 作方法で、解説している点は、一から学ぼうと言う方にはオスス メです。 まず、「基本操作編」を見てみると、このデジセミでは取り上げて こなかったフォトショップのいちばん基本的な使い方、ひとつひと つのツールの機能紹介からレイヤーの解説、アルファーチャンネ ル、色調整、入出力までの50ステップ以上の基本操作を学べる ような内容になっています。 「プロテクニック編」では、画像合成や修正、DTPなどの操作や 制作の実例を取り上げ、実践テクニックを解説した内容になって います。 そして、解説で使われている素材も付いているので、解説のムー ビーをお手本にして、同じ動作を実際に操作して学べるようにな っています。 このクリエイターシリーズ for Adobe Photoshop5.0Jは、5.0で解 説されていますが、5.5でもそれほど操作に違いは無いものです。 詳しくは、http://www.wenet-mm.com/ の紹介ページがありま す。また、サンプルムービーもダウンロードできるので、どんな感 じかつかむ事が出来ます。 商品を購入したいが、ショップで見つからないとか、買いに行くの が面倒な方は、同社ホームページから通信販売の申込みが出 来ますので、利用してはいかがでしょうか?(ホームページ価格 という事で、お安くなっています。) また、今回ご紹介したクリエイターシリーズ(他Illustratorも有り) を初め、その他、Excel/Word/Accessなどの学習ソフトのプレゼ ントを実施してますので、応募して当てるの手かもしれません。(^^; □ デジセミ付録は、http://www.chitanet.or.jp/users/tok/の   「辻徳の部屋」ページにてダウンロードしてください。 □ 質問、投稿、差し入れも大歓迎、   メールアドレスを掲載してもいい場合は本文中に書いて下さいね。 □ 配信の解除、変更は、http://www.chitanet.or.jp/users/tok/の   「会報のご案内」ページにて登録・解除をしてください。 □ このメールマガジンは、インターネットの本屋さん『まぐまぐ』を   利用して配送しています。ID=1481 ( http://www.mag2.com/ ) □ このメールマガジン発行者は、いろんな人脈をたよりにして   これからも生き延びていきます。 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ┏┏┏┏ ┏┏┏┏  デジタル写真セミナー 2000   6月号   No.49 ┏┏┏┏ ┏┏┏┏       発行人  辻 徳明  tsuji@chitanet.or.jp       発行所  T-One DESIGN (辻写真館 デザイン部)            http://www.chitanet.or.jp/users/tok/      このメールマガジンへのご意見ご感想、転載許可や何かお恵みは            「tsuji@chitanet.or.jp」までお知らせください。 Copyright (C) 1997-2000 by Tokuaki Tsuji Presented by "PhotoStudio TSUJI" Sinmaiko, Chita-city, Aichi, Japan ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■
                
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