33F 知恵と知識の間
「デジタルカメラを使いこなそう! Part13」
「満点とれない自動露出」
デジタルカメラで撮影すると、とりあえずホワイトバランスをオートに
しておけば、いちばん明るい部分は白くなってくれますね。
スキャナードライバにおまけで付いてくる自動よりは役に立ってくれますが
満点とは言いずらいです。
まあ、大日本スクリーン製造のアリゲーターに使われている
カラージーニアスとか何かは、別格ですね。
五百万以上もするスキャナーだから、これを基準に考えても
意味のないことですが。
たとえば、真っ赤な服を着た人をアップで写した場合は、
その赤につられて顔色がおかしくなってしまいます。
このことをカラーフェリアが発生した状態と言います。
色をオートで補正すると、どうしても見た目と変わってきてしまいます。
かといって補正無しでは、ポジフィルムを使うのと同じような
フィルターワークが必要になってくるので、
趣味の範囲ではなくなっちゃうよね。
結局オートっていうのは万能ではないにしろ、
ある程度の確率で合格点が出ることに違いはありませんので
デジカメはスキャナーよりも、初心者でも使いやすいということです。
それに、各色8ビットになってしまった元データからは、
おおきく補正をかけるのは避けたいですね。
そんなときにもカメラ側の自動は有効に使ってあげたいものです。
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