35F 資料室
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━━━━━ インターネットメールで届く・デジタル写真専門誌 ━━━━━
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┏┏┏┏ デジタル写真セミナー 2000 9月号 No.54
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発行・配送数: 4193 部
《目次》
・ [特集] インクジェットの耐久性はいかに
・ [連載] 入力の知恵・画像の知識
(デジタルカメラを使いこなそう! Part15)
・ [連載] ちょっとかしこいフォトショップ・テク
(まずはお絵描きから)
・ [連載] アナログ男の‘グチ’
・ デジタルフォトクラブ
(今月は、お休みです)
・ いいもの紹介 (PHS電話機)
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===== はじめに =====
もう九月も終わり。
なんだかすごいスピードで年をとっている気がするなぁ・・・
技術革命の速さの比じゃないくらい、すごい速さで毎日が終わってる。
もっと何かしなきゃ。
でも寝不足が続いて風邪引いたような体調が続いているのは
何かやばいのかな。
みなさんも、体は大切に。
ご意見ご感想や、何かお恵みは tsuji@chitanet.or.jp まで!
必ず返信いたしますので、なかなか返事がないなぁってときは
何かのトラブルの可能性がありますのでもう一度送信して下さいね。
「耳寄りなおはなし」
★★★オリジナルのグレースケール、制作再開しています。
つまらないものですが、送料込みで千円です。
お問い合わせは、tsuji@chitanet.or.jpまで。
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[特集] インクジェットの耐久性はいかに
一般的にインクジェットは時間が経つと色あせすると言われていますが、
実際どれくらい色褪せしてしまうんでしょうか。
また、どんな状態の時に色褪せしやすいのでしょうか。
このあたりのことを確認しながら、
どうすればインクジェットプリントを長持ちさせられるか
考えていきたいと思います。
まず、インクジェットに使われているインク、
これは水性の染料がほとんどです。
(中には、耐久性を重視した顔料系を使っているものもありますが)
このインクは、光に弱い性質を持っていますので、
明るいところに置いていくと時間と共に色あせしてしまいます。
専門的に言えば、退色の種類は明退色と言うものです。
最近のインクはよほど強くなってきていますが、
プリントしたものを直射光の入る明るい場所に飾っておけば、
一月ほどで変色していることが普通です。
しかし、インク自体は安定していますので、
暗い場所での保存性はすごく良いのです。
暗退色には強いんですね。
長持ちさせるには、光があたらないようにして保存することです。
ある実験では、
アルバムなどに閉じて光があたらない場所で保管すれば、
写真よりもながもちすると言う報告もされています。
このインクジェットに対してマイクロドライは、固形顔料インクなので、
光に対しても大変強い性質を持っています。
明るい光に一年以上さらされていても十分通用する色味を保持しています。
まったく色褪せない訳ではありませんが、
印刷や写真よりも、ダンゼン強力です。
でも、インク自体の彩度が低いので
鮮やかさではインクジェットに負けてますけど。
解像度についても、構造上ドットを小さくすることが難しい上、
薄い色の再現が苦手なので、荒れた感じになりやすい。
そこで、最近大型プリンターなどで出始めてきた顔料系インクを使用した
インクジェットプリンターが人気になってきているわけですね。
それでもまだまだ高価な顔料インクジェット、なかなか手が出ませんね。
結局今のところは、用途に合わせてプリンターを選ぶとか、
保存方法に気をつけて長持ちさせるのが実際なんでしょうね。
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[連載] 入力の知恵・画像の知識
「デジタルカメラを使いこなそう! Part15」
「彩度について」
この彩度ってやつは、色相・明度・彩度の三要素の中では
いちばんつかみづらいものです。
通常のカラー写真では、色や濃さは撮影時やプリント時に調節できますが、
彩度と言うのは感光材料によって決まってしまうものです。
この感光材料の特性を把握して、目的に合った調子に出来上がるように
フィルムやペーパーを選択して組み合わせて撮影しているのですが、
デジタルの世界では自分で調節ができてしまう訳です。
彩度が調節ができてしまうから、デジタルはすばらしい道具である反面、
操作が難しく、知識を要求されるものです。
とは言っても、
自動に任せておけばそこそこのものが出来上がってしまうので、
デジタルカメラと言えども、誰にでも使えるんです。
この場合のそこそこってやつは、「お、写ってる写ってる」て言う
範囲であって、使い捨てカメラの写真と比べたら、
ガッカリするかもしれまんが。
ともあれ、彩度
つまり色の鮮やかさをちょこっといじくってやれば
とってもきれいになるんですよ。
もちろん以前に出てきた、
ダイナミックレンジエンハンスメント処理は欠かすことができませんし、
濃度や色味の調節も彩度調整以上に大切なことです。
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[連載] ちょっとかしこいフォトショップ・テク
「まずはお絵描きから」
フォトショップはレタッチソフトですが、写真に詳しくない人にとっては
ちんぷんかんぷんな用語が連発して出てるので
なかなか使いこなせるものではないと思います。
では、写真の原理を勉強して身につけないといけないのかって言えば
それも変な話ですよね。
それならいっそのこと、お絵描きでもしてみましょう。
ここからすべてが始まることもあるのですから。
まずは真っ白な画像を新規に作り、そこへ鉛筆ツールで線を描いていきます。
丸や三角などを組み合わせて、
始点と終点が一致する落書きを描いてみてくださいね。
でたらめでいいので書き終わったら、ペンキ缶のようなアイコンの
塗りつぶしツールを選択して、色見本パレットの中から好きな色を選んで
塗り絵をしていきましょうね。
さてここで塗りつぶしツールのオプションパレットです。
塗りつぶしツールをダブルクリックすると表示されます。
通常・100%・選択する色の範囲・アンチエイリアス・使用内容・
すべてのレイヤーを使用・隣接といろんな項目が出てきます。
この中で塗りつぶしツールの特徴である「隣接」に注目してみます。
この項目のチェックがはずれていれば、同じ色がすべて対象になります。
チェックを入れると、クリックした場所からつながっている部分だけに
塗りつぶしが行われます。
いろいろ試してみて落書きしてみてくださいね。
で、なんでこれがフォトショップテクになるかって・・・
まずはフォトショップのツールに慣れることと共に、
この作業が、部分修正の基本になるんです。
鉛筆ツールの代わりにブラシツールを持ったらどうりますか。
エアーブラシならどうかな。
これらのツールを組み合わせて思ったとうりに落書きできれば
もうしめたものです。
クイックマスクモードにすれば、選択範囲を自由に操ることが
できるんですよ。
選択範囲を制する者が画像修整を制すると言っても過言じゃないので
何度も繰り返して選択範囲の操作を身につけましょうね。
そしてレタッチの王道である
覆い焼きツール、焼き込みツールの操作も
ブラシ等のツールの使い方と同じなんです。
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[連載] アナログ男の‘グチ’
最近は本当にホームページに関する仕事が急に増えている。
ぼく、写真屋なのに・・・
どうも頭にくることがあるんだけど、
Webの世界じゃ、写真ってすっごく軽視されている。
写真の善し悪しでページのクオリティってかなり左右されるのだけど
なんで写真、いや、画像にうといのかなぁ。
企業や販売目的の、しっかりと作らなければいけないページでも
画像が汚いとだいなしになってしまう。
かえって企業イメージをダウンさせていることに気づかないのかな。
田舎の八百屋が出している、手書きのチラシじゃあるまいし。
コンセプトや創りがしっかりしているページを見つけても
写真が汚いと、遊びなのか片手間なのかって思われちゃうよね。
まあいいや、それより本業。
七五三の時期に突入するんだけど、
この時期はブライダルも多くて重なったりして結構いそがしい。
ぼくの体力も限界があるし、それでなくても
毎年増え続けているブライダルや七五三の撮影。
そのくせ原価が極端に増えて利益は減っているんだ・・・キビシー。
サービスが当たり前になっているからなぁ。
ま、そんな訳で(どんな理由なんだ?)構想や撮影に専念するために、
Webページ作成のオペれーター、どっかにいないかな。
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デジタルフォトクラブ (質問コーナー)
今月は、お休みです。 ネタが無い・・・(苦笑)
メールのお便り募集しています。
このデジタルフォトクラブのコーナーは
読者の皆様からの質問やご意見にお答えするコーナーです。
質問でも意見でもなんでもおよせください。
あて先はtsuji@chitanet.or.jpです。このメールに返信してもOKね。
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いいもの紹介
「PHS電話機」
ノートパソコンと相性がいいものにPHS電話機があるよね。
ぼくはドコモのパルディオ611Sを使っているけど快適だね。
そうそう、フリップを開いてカードバスに直接差し込むやつ。
64Kで使えるし、家の無線TAの子機にしてあるので
PHSの公衆回線も使えるし、INSの回線にも接続できる。
そして、P-inと違って電話としても便利です。
もちろん家にかかってきた電話も、このPHSは子機になっているので
普通の電話になっちゃってるんだ。
通信費も基本料も安いので、PHSを見直してみてはどうかな。
けっこうとこでもつながるし、思っているより途切れにくいよ。
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□ 質問、投稿、カルバドスの差し入れも大歓迎、
メールアドレスを掲載してもいい場合は本文中に書いて下さいね。
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□ 貧乏ひまなしって本当なんだな。
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発行人 辻 徳明 tsuji@chitanet.or.jp
発行所 T+One DESIGN (辻写真館 デザイン部)
http://www.chitanet.or.jp/users/tok/
このメールマガジンへのご意見ご感想、転載許可や何かお恵みは
「tsuji@chitanet.or.jp」までお知らせください。
Copyright (C) 1997-2000 by Tokuaki Tsuji
Presented by "PhotoStudio TSUJI" Sinmaiko, Chita-city, Aichi, Japan
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