35F フォトショップ・ルーム
「まずはお絵描きから」 フォトショップはレタッチソフトですが、写真に詳しくない人にとっては ちんぷんかんぷんな用語が連発して出てるので なかなか使いこなせるものではないと思います。 では、写真の原理を勉強して身につけないといけないのかって言えば それも変な話ですよね。 それならいっそのこと、お絵描きでもしてみましょう。 ここからすべてが始まることもあるのですから。 まずは真っ白な画像を新規に作り、そこへ鉛筆ツールで線を描いていきます。 丸や三角などを組み合わせて、 始点と終点が一致する落書きを描いてみてくださいね。 でたらめでいいので書き終わったら、ペンキ缶のようなアイコンの 塗りつぶしツールを選択して、色見本パレットの中から好きな色を選んで 塗り絵をしていきましょうね。 さてここで塗りつぶしツールのオプションパレットです。 塗りつぶしツールをダブルクリックすると表示されます。 通常・100%・選択する色の範囲・アンチエイリアス・使用内容・ すべてのレイヤーを使用・隣接といろんな項目が出てきます。 この中で塗りつぶしツールの特徴である「隣接」に注目してみます。 この項目のチェックがはずれていれば、同じ色がすべて対象になります。 チェックを入れると、クリックした場所からつながっている部分だけに 塗りつぶしが行われます。 いろいろ試してみて落書きしてみてくださいね。 で、なんでこれがフォトショップテクになるかって・・・ まずはフォトショップのツールに慣れることと共に、 この作業が、部分修正の基本になるんです。 鉛筆ツールの代わりにブラシツールを持ったらどうりますか。 エアーブラシならどうかな。 これらのツールを組み合わせて思ったとうりに落書きできれば もうしめたものです。 クイックマスクモードにすれば、選択範囲を自由に操ることが できるんですよ。 選択範囲を制する者が画像修整を制すると言っても過言じゃないので 何度も繰り返して選択範囲の操作を身につけましょうね。 そしてレタッチの王道である 覆い焼きツール、焼き込みツールの操作も ブラシ等のツールの使い方と同じなんです。