39F 資料室

■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■ ━━━━━ インターネットメールで届く・デジタル写真専門誌 ━━━━━ ┏┏┏┏ ┏┏┏┏ ┏┏┏┏ ┏┏┏┏   デジタル写真セミナー 2001   1月号   No.59 ┏┏┏┏ ┏┏┏┏ ┏┏┏┏       バックナンバーはホームページにて閲覧できます ┏┏┏┏         http://www.chitanet.or.jp/users/tok/ ┏┏┏┏ ┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏ ┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏                       発行・配送数: 4372 部 《目次》  ・ [特集]  結局キャリブレーションって  ・ [連載]  入力の知恵・画像の知識           (デジタルカメラを使いこなそう! Part19)  ・ [連載]  ちょっとかしこいフォトショップ・テク           (へぼいプリンターのフォロー)  ・ [連載]  アナログ男の‘グチ’  ・ デジタルフォトクラブ           (スピードアップ)           (画面の端が曲がっちゃう)  ・ いいもの紹介 (Che-ez stik) □ 広告募集しています。   詳しくは、http://www.chitanet.or.jp/users/tok/koukoku.html ┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏ ┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏ ===== はじめに ===== オフ会幹事さん募集します。 デジセミで飲み会をしようと思うんだけど、 だれか仕切ってくれる人はいませんか? 場所は中部圏がいいですね。名古屋とか、そのあたりで。 めるまがでは話せない裏情報がいっぱいあります。 仕事を受けてくれる方、紹介してくれる人、暇つぶしの人、 情報交換したい人、単に呑みたいだけの人、作品を見て欲しい人・・・ 同業・異業種いりまじって、世界を広げようじゃありませんか。 ご意見ご感想や、何かお恵みは tsuji@chitanet.or.jp まで!  必ず返信いたしますので、なかなか返事がないなぁってときは  何かのトラブルの可能性がありますのでもう一度送信して下さいね。 ┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏ ┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏ [特集] 結局キャリブレーションって ここでひとつ、キャリブレーションについて思い起こしてみましょう。 簡単にいえばキャリブレーションって、 スキャナーやモニター、プリンター等の個々の機器の 基準出しだと思ってください。 それをトータルで一貫した管理をするものがカラーマネージメントです。 まずモニターについて、 モニターは、個体差も大きいけど、そんなことより 基準がはっきりしていなくてとっても扱いづらいものです。 とくに最近よく使われるようになってきたTFTモニターなんか 見る角度によって色や濃さが変わってしまいますので 全然あてにならないものです。 CRTならきっちりやれば、それなりに効果があってスッキリとしますね。 僕の場合は最終的に紙媒体に出力することが多いので、 色温度は5000ケルビン近辺で紙の地色の白にモニターの白を合わせます。 ガンマは1.8を使っちゃいますね。 この方がシャドウのディテールが確認しやすいものですから。 画像の確認窓がしっかりとキャリブレーションされたら次はプリンターです。 モニターどうりの色にプリントされるようにキャリブレーションできれば 一番いいのですが、なかなかそうはいきませんね。 プリンター単体のキャリブレーションって、 各色が255レベルのものを真っ白に、0レベルの色を真っ黒に合わせるくらい のもので、色まであわせられる(ここでいう色とは見た目の色)ことなんて まず持ち合わせていないのが現状です。 そのためには、プリントする前に出力するプリンターに合わせて 各色のガンマを合わせてやらなければいけません。 この作業は後に出てくるフォトショップのコーナーで解説しますが、 要はトーンカーブをいじくることになります。 グレーの調整ってことですね。 そして入力機器のキャリブレーション。 こいつは是非押さえておいてほしいところです。 たとえばスキャナーの場合、スキャンする原稿と同じ色で モニターに出てくればいいのです。 スキャンドライバーのデフォルトに設定しておくと 手間が大幅にかからなくなります。 原稿によってよりいい状態に補正をかけることも重要ですが、 まずは原稿どおりにスキャンできるような設定を作っておきましょう。 このように、機器ごとにキャリブレーションをして 基準を一定にしておけば常に安定した環境で作業ができるってことですね。 ┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏ ┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏ [連載] 入力の知恵・画像の知識 「デジタルカメラを使いこなそう! Part19」 デジタル写真用語集 〜チンプンカンプンを克服〜 「デジタルカメラのカタログ編・前編」 お待たせしました、ようやく基礎の最終ステージ、 デジセミ流、カタログの読み方です。 まずは前編ということで、ハード的な主なスペックについての 一般的な見方からはいっていきましょう。 「撮像素子」 主に画素数と素子名や寸法が記載されています。 CCDなのかCMOSなのか、その素子はどれくらいの大きさなのか。 画素数は多いに越したことはありませんが、使用目的に合わせて 妥協していけばいいと思います。寸法は大きいほど有利です。 ワンショットタイプの場合は、フィルターが入りますので、 実際の性能は、1/4くらいだと思っておいた方がいいですね。 「記録方式・記録媒体」 JPEGとかTIFFとかのファイル形式を示します。 記録媒体は、スマートメディアとかCFカードなど、何を使うのか。 耐久性の面から、できればCFカードを薦めたい所です。 「記録画素数」 実際に取り出せる画素数です。 補間により水増ししてあることもありますので注意してください。 「ホワイトバランス」 オートはあまりあてになりませんので、プリセット機能や ワンタッチ機能、マニュアルの充実しているものがいいです。 「レンズ」 これは重要です。撮像素子が小さいほどレンズの解像力を必要とします。 でも、ラ○カとかツァ○スなどというブランドには躍らされないように・・・ 実写テストできっちり評価したい所です。 そして焦点が短いので、明るいレンズの方がボケなどの操作がしやすいです。 「測光方式」 中央部重点測光が一般的ですが、スポット測光があれば いろいろな場面で取り回しがしやすくなりますし、表現の幅も出てきます。 「絞り」 開放と最小絞りの幅に注目します。ほんと、狭いものが多い。 そして、ズームでワイド側とテレ側で違うものが多いので、 ズーミングした時に設定した絞りが変わってしまうようなものは オハナシニナリマセン。 「シャッター」 最高速に注意してください。結構低いものです。 「露出制御」 プログラムAEのほかに、シャッター優先、絞り優先、マニュアルが ありますが、このマニュアルの何段階の設定が出来るかに注目します。 最低でも1段ずつ指定できないと、マニュアルの意味がありません。 「内蔵フラッシュ」 ガイドナンバーが光量を示します。 感度がISO100の場合、ガイドナンバー=絞り*距離*(100/感度)ですので、 ガイドナンバー10でレンズの絞りがF4だとすると、 2.5Mまでしかストロボが届かない計算になります。 感度が100以外の場合は、 ガイドナンバー=(ISO100のGN)*(ルート 感度/100)になります。 「インターフェース(外部コネクタ)」 通常は、USB、シリアル、ビデオ出力などがあります。 そして注目点は、シンクロ接点、リモートケーブル、ホットシューなどが あるかどうかで、その他に、PC側でシャッター操作が出来たり 細かな設定が出来るものもあります。 まだまだありますが、ハード面はこのくらいにしておきます。 ではまた来月。 ┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏ ┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏ [連載] ちょっとかしこいフォトショップ・テク 「へぼいプリンターのフォロー」 どうもプリンターってへぼへぼなんだよなぁ・・・ いや、プリンターがへぼい訳ではなくって、ドライバがへぼいんだ。 キャリブレーターがついているプリンターも ダイナミックレンジがキャリブレートできるだけで、 色補正やブライトネス、コントラストを触っちゃうと いらんところまで設定が動いちゃってダイナミックレンジまで狂ってくる。 こんなのうそだ・・・ってことで、トーンカーブで補いましょう。 いきなりですが、0から255のグレーのグラテーションを作って まずプリントしてみます。 つぶれている諧調と飛んでしまっているところはないか確認します。 プリンターのキャリブレーションがきっちりされていれば そんなことはないはずですが、もし、あるようなら キャリブレーションを取り直すか、 そのプリンターの特性に合わせてレベル値を限定する必要があります。 これについては以前に解説していますので思い出してください。 バックナンバーは、ホームページのどこかにあるはずです・・・?たしか。 では、白と黒がキャリブレーションされているとして、 色あわせをしていきます。 もう一度0から255のグレーのグラテーションをモニターとプリンターで 出力された成果物を比較してみてずれがある場合は トーンカーブを出してみましょう。 ずれのある色のレベルをちょっと動かしてプリントして カットアンドトライで差をちじめていく地道なルーチンワークに入ります。 ここぞという値を見つけたら、その補正値を保存します。 あとは、プリントのアクションの作成です。 アクションパレットの新規アクションをクリックして、 何々出力と名前を付けて記録の開始です。 トーンカーブコマンドを実行して、読み込みボタンを選択し、 先ほど保存したトーンカーブの設定を読み込んでOKし、 プリントをしたらアクションの記録をストップしてください。 次からは、アクションパレットの「何々出力」をスタートすれば あとはすんなり補正をかけて出力されるでしょう。 余裕のある方は、彩度の補正もアクションに加えてみてくださいネ。 ┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏ ┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏ [連載]  アナログ男の‘グチ’ なんかいそがしいぞ。 わくわくするぞ。・・・グチになってないぞ。     ・     ・     ・     ・     ・    以上、だぞっと。 いやいや、もう一言だけ。 オリンパスのデジタルカメラC-2020Zがもう壊れちゃった。 落としてもいないし、どうしてなんだ! スマートメディアも要注意だそ。 ┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏ ┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏ デジタルフォトクラブ (質問コーナー) 「スピードアップ」 岩下さんより > 今年の年賀状は、銀塩フィルムをフィルムスキャナー(ニコンクールピックスV)で > スキャンして作ってみました。 > 思ったより好評で、うれしい誤算だったのですが、 > 私のパソコン(ソニーVAIO PCG−713 Pentium150)では > 処理能力が低いためかちょっとしたレタッチにも時間がかかりしんどい作業でした。 > ついては、環境のレベルアップを検討しておりますが、 > 費用をできるだけ押さえたいところでして、 > どの程度のスペックが必要なのかご教示いただければ幸いです。 スペックについては、 画像処理するにはやっぱり最高のものをそろえたい所ですが、 ボトルネックになる部分に注意して効率のいいシステムを 要領よく組んでいきたい所ですね。 今回のご相談では、スピードアップがテーマになっていますが、 品質に比べればスピードは二の次になります。 まず、きれいな出力画像を得るには、 入力機器と出力機器の性能がいちばん大切です。 ま、それは置いといて、本題のスピードです。 処理スピードにも、ハード的なもの、ソフト的なもの、 インタフェイス的なものがあります。 ハードでは、まずメモリー「RAM」ですね。 扱う画像の5倍以上は欲しい所です。 A4くらいの40MBの画像を扱うには、200MBくらい レタッチソフトに割り当てたいので、 256MBのメモリーを積んだとすれば78%を割り当ることになります。 残りの約50MBでは、システムはちょっとつらいので、 少し目をつむって60〜70%くらいにしておいた方がいいですね。 この辺の話は、ソフト的なものかな。 そして、グラフィックボードも重要です。 これがヘボいと、いちいち待たされますので。 あとは予算次第でクロックの早いCPUをチョイスすることかな。 おっと、忘れる所でしたが、 ディスクのアクセススピードも気にかけてください。 必ずといっていいほど仮想メモリーのご厄介になりますので USB-HDDではなく、ウルトラSCSIとか、IEEEなんとかっていう HDDがいいのかな。 それから、気の持ちようですが、ディスクの外周側を指定すると ちょっとは早くなるような気がします。 あとは使いやすいこと。 これって重要です。 ソフト的に自動処理を活用してのスピードアップもアリですね。 気持ちよく使えれば、作業効率もよくなり健康にもいいって。^_^; ◇―――――――――――――――――――――――――――――――◇ 「画面の端が曲がっちゃう」 小春さんより > いけ花の先生から写真を頼まれてよく写すのですが、一寸困った > ことがあります。貼付した写真を見て頂くとおわかりだと思いますが > 台が曲がって写るのです。ただ全部がそうなるわけではないので > どうしたらよいのかと悩んでいます。 これはレンズの湾曲歪みです。 特にワイド側になるとひどくなりますので、 できるだけ望遠にして撮影すると出なくなりますよ。(^_^) ◇―――――――――――――――――――――――――――――――◇ メールのお便り募集しています。    このデジタルフォトクラブのコーナーは        読者の皆様からの質問やご意見にお答えするコーナーです。    質問でも意見でもなんでもおよせください。    あて先はtsuji@chitanet.or.jpです。このメールに返信してもOKね。 ┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏ ┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏ いいもの紹介 「Che-ez stik」 正月にかみさんからのお年玉で、チーズスティックなるデジカメを 買ってもらいました。 このサイズだからこそ使える用途がありまして、 デジタルカメラも画質だけがすべてではないと実感しています。 このデジカメの特徴は、サイズだけではなく、 USB接続をしてライブカメラとして使用でき、 ノートPCと接続してビデオっぽく使ったりしています。 オンラインでの使用では、電源がUSBから供給されるので 電池も不要で、なかなかの優れものではないかと。 こんなに便利なのに、惜しむべきはモニターが無いことと画質。 値段が安いので仕方ないことだけど、 でもそんなこと無視できるほど楽しめるデジタルカメラです。 ┏┏┏  NEWS ┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏ ┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏ 「ピクトロペーパーの耐久性が上がった」 ピクトロペーパーの耐久性が銀塩ペーパー並みに上がりました。 辻写真館では、いち早くピクトロペーパー「エバーリッチ」を導入して 夢だった長持ちするデジタルプリントを提供していきます。 最大A3ワイドで、大迫力です。 =-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-// PR//-=-= ■━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━■  あのサッカーの柱谷さんがナビに!ナビって何?とにかく行ってみよう! ■━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━■ みんなのサッカー http://www.hitobito.net/ct/scrml4.html ワイワイ会議              ひとびと・net =-=-//000345-00899//-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-= □ 質問、投稿、宴会も大歓迎、   メールアドレスを掲載してもいい場合は本文中に書いて下さいね。 □ 配信の解除、変更は、http://www.chitanet.or.jp/users/tok/の   「会報のご案内」ページにて登録・解除をしてください。 □ このメールマガジンは、インターネットの本屋さん『まぐまぐ』を   利用して配送しています。ID=1481 ( http://www.mag2.com/ ) □ オリンパスのデジタルカメラはすぐに壊れる。   そう言えば35mmコンパクトカメラの修理依頼もオリンパス多いなぁ。 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ┏┏┏┏ ┏┏┏┏  デジタル写真セミナー 2001   1月号   No.59 ┏┏┏┏ ┏┏┏┏       発行人  辻 徳明  tsuji@chitanet.or.jp       発行所  T+One DESIGN (辻写真館 デザイン部)            http://www.chitanet.or.jp/users/tok/      このメールマガジンへのご意見ご感想、転載許可や何かお恵みは            「tsuji@chitanet.or.jp」までお知らせください。 Copyright (C) 1997-2001 by Tokuaki Tsuji Presented by "PhotoStudio TSUJI" Sinmaiko, Chita-city, Aichi, Japan ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■
                
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