41F 知恵と知識の間
「デジタルカメラを使いこなそう! Part21」
デジタル写真用語集 〜チンプンカンプンを克服〜
「写真用語編」
こっちの方を先にやっときゃよかったかな・・・
デジタルのくくりではなく、写真から見た用語です。
「感度」
ISOで表されて、数字が大きいほうが感度が高い。
フィルムなら粒状性、CCDならノイズに影響が出てくる。
この感度の操作で大まかなベースになる明るさを操作する。
「明暗比」
文字どうり明るいところと暗いところの差。
写真撮影ではとても重要な要素で、レフ版や環境をうまく使って
見た感じに近づけていく。
フィルムやCCDは、目ほどラチチュード(ダイナミックレンジ)が広くない。
「コントラスト」
濃度のめりはり、色のメリハリのこと。
明暗比とおおきくかかわりがある。
「焦点距離」
簡単に言っちゃえば、望遠の度合い。
主に遠近感のために使い分け、視野角(撮影範囲)を操作する。
ここでは数式なんか無意味だからね。
数字が大きくなるほど望遠になることはよく知られているけど、
結像面の大きさによって標準が変わってくるんだよ。
そして、絞り値と併せて背景のボケ具合にもおおきく影響が出てくる。
背景の省略は、望遠を使ってぼかしてしまうか、
広角を使って小さくして存在感を無くしてしまうのかで決める。
「絞り」
被写界深度(ピントの合う範囲)を調整するもの。
ポイントより前後をぼかしたければ絞りを開ければいい。
開ければ当然明るくなってしまうという弊害がおこる。
「シャッター速度」
このスピードで時の流れの一瞬を切り取ることになる。
早くすればより短い一瞬を写すことが出来るけど、不自然になることが多い。
遅すぎると手ぶれによるシャープさを欠くことになる。
実際のところ、明るさ調節的な脇役になることが多い。
「被写界深度」
ピントを合わせた部分の前後にある、ピントが合って見える範囲。
焦点距離、絞り値、フィルム上の最小錯乱円の大きさで変わってくる。
「四要素」
写真の画像としての組み立て要素。
以下の四つの要素からなる。
「動機」
撮影者側の個性。ものの考え方、ものの見方。
シャッターを押すまでにいたったきっかけ。
「光」
直感が活かされる項目。
ライティングを読み、影をコントロールする大切な個性。
「調子」
イメージであったり、調和であったりする。
感情に左右され、作り上げるもの。
トレーニングによ向上する。
「構図」
画像の文法のようなもので、思考につながる。
勉強のしがいがあり、身につけるほど写真作りがうまくなる。
「アングル」
カメラを向ける角度。
ハイアングル、ローアングルなどと言い、作画上の要素としては
見上げたり見下ろしたりの印象が変わってくる。
「光質」
なんだか分かりにくいかも知れんけど、光の硬さ。
主に光原の面積や距離、ディフューズの具合と関係してくる。
夏と冬、朝と夕方の空気感を連想してみてください。
また、晴天時とうす曇りの時の影の出方もちがうでしょ。
「トリミング」
写真を写す範囲。写すときにあまかったトリミングの写真を
構図良く切り抜くのもトリミングって言う。(笑)
後何があるかなぁ・・・
用語で困ったらメールしてくださいね。
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