45F 特集ルーム

写真の読み方2 前回のしっかりした動機に基づいてテーマが決まったら、 次はその題材に合った光を見つけます。 写真の読み方としては、光のあたり方を観察します。 光源の数、バランス、方向、光量、光源の大きさ、色、回り込み具合等、 光を読んでいきます。 これらのものが、硬さや透明感、空気感、コントラスト、 被写体の質感、存在感を左右する要素になります。 自ら光を放っている光源を除けば、 他のすべての存在は当たっている光が無ければ何も見えません。 どこからか届いている光を反射して目に入ってくるので これらの被写体は光によって表現されるのです。 これって、すごく大事なことですよ。 光を読むことは、大変に難しいことですが、 毎日の意識の仕方でトレーニングできますので その気のある人はがんばって日常を観察してみてください。 要は、「観察と想像と記憶と比較」です。
                
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