47F 資料室
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━━━━━ インターネットメールで届く・デジタル写真専門誌 ━━━━━
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┏┏┏┏ デジタル写真セミナー 2002 1月号 No.68
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まぐまぐ発行・配送数: 4682 部
めろんぱん発行・配送数: 863 部
《目次》
・ [特集] 写真の読み方4
・ [連載] 入力の知恵・画像の知識
(デジタルカメラを使いこなそう! Part27)
・ [連載] ちょっとかしこいフォトショップ・テク
(画像を荒らす)
・ [新連載] 思いつきのショートコラム
(鼻をふさぐ)
・ デジタルフォトクラブ (今月はお休みです)
・ いいもの紹介 (普通紙のマウスパッド)
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■■■■■ えっ、証明写真の作成ソフトが出るって?
◇◇◇◇◇ ・・・どうせ使い方ややこしいんじゃないの?
■■■■■ ボタン一発の「PRODUCE」からCD版が出るらしい。
◇◇◇◇◇ ・・・それ、どこへ予約すればいいんだよ〜
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詳しくは、http://www.chitanet.or.jp/users/tok/koukoku.html
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===== はじめに =====
2月10〜11日にモンデウス(位山)に一泊でスキーに行くよ。
来れる人はおいで。メール待ってるよ。
宿で語り明かしてもいいね。
今月はちょっときつい口調になったところが多々ありますが、
それだけ大事な内容が詰まっていると思ってくださいね。
重要部分があっても、メールマガジンでは
声を大きくしても悲しいことに届かないし・・・
けして機嫌が悪いわけではありませんので、安心してお付き合いください。
ご意見ご感想や、何かお恵みは tsuji@chitanet.or.jp まで!
必ず返信いたしますので、なかなか返事がないなぁってときは
何かのトラブルの可能性がありますのでもう一度送信して下さいね。
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[特集] 写真の読み方4
前回は調子でしたが、結論は導き出せたでしょうか。
逆にいえば、個人それぞれの見方がありますので、
これが正しいってものなんてないんです。
ただ、イメージを伝えるためのコツに気づけば、あとは繰り返して
実践あるのみですね。繰り返して検討した数だけ自分のものになります。
そのための準備として、数多くの写真を読み砕くんです。
では今回は写真の読み方最終章で、構図についてです。
まずはさわりだけですが、なぜ構図と言うものがあるのか、
構図とはなんなのかです。
そして次回からは構図についての特集になる予定です。
たとえば人は普通まっすぐに立っています。
けして重力と無関係にななめ45度に立っているわけではありません。
同じように、物にもバランスがあります。
かたちでは、安心して見る事が出来る形や不安定な形、
尖っていたり角張った形や丸っこい形があります。
これらの形はやはりそれなりに、違った印象を見る側に与えています。
また、これらの形が複数あったとしたら
その組み合わせや配置のバランスも画像を組み立てる上で
大事な要素になってきます。
しかし、よい構図は時と場合によって変わってしまうことも事実です。
主題とのマッチングも大切です。
何を訴求するためにどんなバランスを保つかが構図です。
どっかのえらいさんが、自信満々に演説しているものなんて
いんちき構図だと思ってください。
あれはただ、構図のパーツに過ぎないだけのものや
中身の無い形だけのパープリン構図です。
構図を形として取り入れちゃうとえらい目に遭います。
とは言っても、合理的なものの見せ方も存在します。
結果的な形がよくある構図の形になることも多くありますので、
錯覚をおこしがちですが、
構図に当てはめた画像と、伝えるためのバランスとしての構図は
まったく違うことを体にたたきこんでから
構図についての話に進みたいと思います。
「常に主題から発想するということです。」
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[連載] 入力の知恵・画像の知識
「デジタルカメラを使いこなそう! Part27」
「撮影術の初歩の初歩」 〜まず注意したいこと〜
「画角と焦点距離」
理論や数値的な難しいことは置いといて、
簡単に言えば、大きさみたいなものです。(かなりヤミクモですが)
ズームレンズを使うと良くわかります。
結像面のサイズが一定ならば、ズームアップすると画像は大きくなり、
逆に引けば画像に写っているものは小さくなります。
これはすなわち、カメラからの画角を変えているということです。
でもこの考え方でズームは使わないで欲しい。
単純に大きく写すことが目的ならば、近くに寄ればいい。
小さくするには遠く離れなさい。
カメラを持った自分が動けるならば、いい位置に移動しましょう。
ぼく流に言うなら、
被写体に適した画角を選択してからカメラを構えて
足でフレーミングする。
画角はデフォルメの度合いを決めるもので、
近寄る代わりであってはいけない。
画角を広くとれば、近景はおおきくなり遠景は小さくなる。
前後のバランスを画角が決めるのかな。
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[連載] ちょっとかしこいフォトショップ・テク
「画像を荒らす」
銀塩から入力した画像とデジタルカメラの画像を合成すると、
どうしてもすんなりいかなものです。
では、写真やフィルムをスキャンした画像とデジタルカメラの画像、
どこが違うんでしょうか・・・
まず、銀塩からの入力画像。
これらの画像には、必ず粒子が存在します。
不規則な位置、サイズの粒状性があるので、ざらつき感がついて廻ります。
どんなに高解像度で入力しても、こればかりはなんともなりません。
せめてサイズの大きいフィルムを使って粒状性を軽減させるしかないですね。
下処理として、銀塩は黒が沈みすぎる傾向があるので
レベル補正で黒点を設定して、この黒点を維持しながら
トーンカーブでシャドウをわずかに上げてやります。
ハイライトも少し乗せ気味にした方がいいかもしれません。
要するに、逆S字の補正をかけます。
デジタルカメラの画像はと言うと、
不規則な位置、サイズの粒状性は無く、なめらかです。
問題となるものは、圧縮歪と解像度不足。
あの輪郭がぎじゃぎじゃしたような圧縮歪は
もっとも低圧縮なモードで撮影をして問題をクリア。
解像度については、拡大するとよけいにシャープネスを損なうので
限界を超えないということで・・・
こちらの画像は、銀塩の画質に近ずけるために
少しノイズを加えます。
方法は、
デジカメ画像の部分を選択して(コマンド+レイヤーをクリック)
(ウインドウズは、Ctrlだったかな)
そして選択範囲を新規レイヤーにします。
白で塗りつぶしたらフィルターで適量のノイズをかけてから
若干のガウスぼかしをかけて
レイヤーオプションを乗算にして下の画像とあわせればOKです。
これでそれぞれの画質が近くなるので違和感が無くなるってもんよ。
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[新連載] 思いつきのショートコラム
「鼻をふさぐ」
愛知県の南知多にある温泉旅館で新年会がありました。
入り口を入ると「香」の香りが強烈に立ち込めていました。
うぅ、、、、く、くさい。
今から飯を食らうんだぞ、なんてことしてくれるんだ・・・
と思うと同時に、
においというものは防ぎようが無いことに気づきました。
いやな光景からは目をそらせばいい。
そらす場所がなければ目をつむればいい。
いやな話は聞かなければいい。
うるさいなら耳をふさいだりウォークマン(古い?)で防御できる。
においを嗅がないようにするには、鼻と口をふさげば・・・
そのうちに気を失ってしまうでしょう。
でもなかなかよくしたもので、においはじきに慣れてしまいます。
はは〜ん、だからこんなに強烈な匂いなんだ・・・
きっと従業員たちは毎日のことで慣れてしまっているので
この強烈さを感じていないんだ。
慣れてしまうということは感じにくくなるってことなんだな。
あ〜怖い怖い。
ということで、次回は「"慣れる"と"鈍る"」です。
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デジタルフォトクラブ (質問コーナー)
今月もお休みです。
これと言って、ここでとりあげるような質問はありませんでした。
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メールのお便り募集しています。
このデジタルフォトクラブのコーナーは
読者の皆様からの質問やご意見にお答えするコーナーです。
質問でも意見でもなんでもおよせください。
あて先はtsuji@chitanet.or.jpです。このメールに返信してもOKね。
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いいもの紹介
「普通紙のマウスパッド」
簡単なことです。
光学式とかポールとかに限らず、(ボールはすぐに調子悪くなるかも)
マウスパッドはコピー用紙がいちばんいい。
なんたって、落書きできる。
いや、メモがとれる。
ちょこっとメモしておきたいことって結構あるもんだけど、
ステッキーズやメモ帳などのソフトを使って書いちゃうと、
パソコンの電源が入っていないと見ることができない。
たとえ電源が入っていたとしても、他のアプリの操作中に切り替えるのって
とてもいやなのはぼくだけなのかな。
めんどくさいというか、効率よくないような気がしない?
ぼくのコピー用紙マウスパットは考え事の落書きだらけだけど
結構これを見てるとひらめきにつながるものが多いんだ。
適当な時期に新品に替えるけど、
これ以上安くて役立つマウスパッドって無いと思う。
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発行人 辻 徳明 tsuji@chitanet.or.jp
発行所 T+One DESIGN (辻写真館 デザイン部)
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このメールマガジンへのご意見ご感想、転載許可や何かお恵みは
「tsuji@chitanet.or.jp」までお知らせください。
Copyright (C) 1997-2002 by Tokuaki Tsuji
Presented by "PhotoStudio TSUJI" Sinmaiko, Chita-city, Aichi, Japan
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