48F フォトショップ・ルーム
「ドロップレットとアクションの連係プレー」 毎回毎回決まりきった作業をこなすにはアクションが便利だと言う 話は昔にしたと思います。そしてさらにそのアクションをバッチで 動かせば、複数のファイルを一度に処理できて大変便利です。 でも、 こういった単純な作業は誰かに任せちゃいたい。 フォトショップに不慣れな人に頼むときに、「バッチかけといて」なんて 言ってもわかんないよね、多分。 だからドロップレットを作成して渡しているわけだけど、 このドロップレットはなかなか思ったように動いてくれない。 途中に中止コマンドを入れておくと、続きをやってくんないんだよ。 それに、保存先とかレベルやトーンの読み込みファイルが変わるとパーだよ。 そこで、このドロップレットとアクションを組み合わせるんだぜぇ。 可変する可能性のあるアクションだけを単体のモジュールとして作り、 全体としては、そのモジュールを実行するアクションを作成します。 この全体のアクションでドロップレットを作成したら、そのアクションは 削除しちゃって、モジュールの部分だけを保存します。 これで、実行のドロップレットと可変可能なアクションの組み合わせが 出来ました。 ドロップレットを実行すると、モジュールアクションを参照しながら 自動処理が次々と行われていきます。 モジュールのアクションの中身を変更しても、その変更後の指示どおりに ちゃんと動いてくれます。めでたしめでたし。