49F フォトショップ・ルーム
「注釈の使い道」 バージョン6になって、注釈という機能が増えています。 一見なんの得にもならないような機能ですが、意外と便利なので ここで紹介したいと思います。 ツールパレットに、アクロバットでおなじみのメモ用紙のような アイコンがあります。 この注釈ツールの使い道は、やりのこした作業のおぼえに使います。 たとえば出力手段が決まっていない画像に対して、最終的な解像度を 決めることは出来ないので、この注釈ツールを使ってメモを書きます。 「解像度変換前(600dpi)、未USM」等と書いておきます。 また、場所が好きな位置に貼り付けれるので、 後で手直ししたい部分にも「目開け」とか「削除」などと付けて置きます。 これで後でやろうとしていて急に急ぎ注文が入っても 修整忘れを防ぐことが出来ます。 他人にファイルを渡すときの申し送りもばっちり伝わりますね。 表示/非表示の切り替えは、「ビュー」→「表示」→「注釈」で 好きに切り替えることができますし、印刷はされません。 「全てを消去」ボタンで完全に消し去ることも簡単です。 注意として保存のファイル形式はPSD(フォトショップ形式)に限られますが、 どうやらTIFFでもいいらしいようです。 どうでもいい機能としては、タイトルバーの色が変えれるとか 音声が貼り付けれるとか、アクロバットと互換性があるんだって。