54Ｆ　資料室



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━━━━━　インターネットメールで届く・デジタル写真専門誌　━━━━━
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┏┏┏┏　　　　デジタル写真セミナー 2002　　8月号　　　　　No.76
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　　　　　　　　　　　　　　　　　　まぐまぐ発行・配送数：　9099　部
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《目次》

　・　［特集］　　写真の評価基準

　・　［連載］　　入力の知恵・画像の知識
　　　　　　　　　　（デジタルカメラを使いこなそう！　Part33）
　・　［連載］　　ちょっとかしこいフォトショップ・テク
　　　　　　　　　　（パスって何）
　・　［連載］　思いつきのショートコラム
　　　　　　　　　　（はずかしいポーズ）
　・　いいもの紹介　（ペーパークラフト）


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過去に撮影したネガ・ポジをデジタイズしてCDを作成します。
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★★★★★　　辻写真館　知多市新舞子　tsuji@chitanet.or.jp　★★★★★
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=====　はじめに　=====

今年中に写真関係者向けの何かを始めようとしています。
メール等で力を貸してくれる人、募集します。
とりあえず、準備委員会としてMLでも作ろうかな・・・

ご意見ご感想や、何かお恵みは　tsuji@chitanet.or.jp　まで！
　必ず返信いたしますので、なかなか返事がないなぁってときは
　何かのトラブルの可能性がありますのでもう一度送信して下さいね。





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［特集］　写真の評価基準

実は、こんなばかげたことはないんだけど、
写真を評価する基準というものが定められているんです。
自由に思いのままに表現して欲しいと、ぼくは常々思っているのですが、
公式のコンテスト等では、いい写真という定義が
ぼんやりとですがある程度定められているんです。

そこで今回は、おかしな話しですが、コンテストに入賞する為の
審査するポイントについてネタをばらしてみたいと思います。
きっちりと文章化されて定義づけしてあるわけではないと思いますが、
ほとんどの審査員は、次のような項目について審査をしていくケースが
多いと思いますので、上位入賞を狙っている方は参考にして下さい。

・第一印象の衝撃性や驚き、印象深さがあるかどうか
・二番煎じではない創造的な作品であるかどうか
・写真の内容、主役の興味深さ
・ライティング
・色調がうまくハーモニーを作り出しているかどうか
・表現方法が適切かどうか
・構成、構図の良さ
・プリントの表現能力、クオリティ
・どのようなストーリー性ができているか
・全般的なテクニック、難易度

ぼくなりの解釈になりますので、多少のずれはあるかもしれませんが、
以上のような10項目について審査することになります。
おっと、その前に、ほとんどのコンテスト主催者側からの要望として
常識的にタブーとされたものが入っていないことが前提となります。

こんなこと書いちゃってからでおかしな話しですが、
このような審査基準を意識して作品を作るのは
コンテストのため以外ではしないで下さい。
本末転倒してしまい、作られた写真になってしまいます。

だれもが本当の写真を楽しんでもらうためにも、
あくまでも自由に、思うがままに作品作りをして欲しいと思います。





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［連載］　入力の知恵・画像の知識

「デジタルカメラを使いこなそう！　Part33」
「何を伝えるのか」　〜いちばん大切なこと〜

「単純明快に」

色々な場面でよく言われることですが、聞いたことはありますか？
カメラは足し算、写真は引き算だって。

イメージどおりに写真作りするために、機材やフィルタ、テクニックは
どんどん加算されていき、テーマを明確化してわかりやすく伝えるために
写真はシンプルになっていく。
カメラは足し算ということについては、ちょっとぼくの思いとは
はずれてきますが、写真は引き算と言うことについては
全くそのとおりだと思います。

手の込んだ複雑な要素が入り込んで、
見せ掛けの奥深さをかもし出している写真も、
ある意味ではすごいかもしれませんが、このてのものは
案外自己満足に過ぎなかったり、思考やテクニックの
技術点だけを狙っている、なにか別世界のような気がします。

でも、本当にすごい写真とは、
極限までに不要な要素を排除し、感情がストレートに伝わってくる
正直でわかりやすい写真ではないでしょうか？
そしてそこからどんどんイメージが広がっていく。

実は、単純明快でわかりやすい写真ほど作るのは難しいのです。
その根底には、迷いの無い撮影者の個性が潜んでいるのです。





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［連載］　ちょっとかしこいフォトショップ・テク

「パスって何」

まずはじめに、選択範囲を保存するとアルファチャンネルが作られることは
わかりますよね。やったことのない人は一度試してみましょう。
色のＲチャンネル、Ｇチャンネル、Ｂチャンネルと同じように
選択範囲は、一つのチャンネルだという考えなのです。
言い方を変えれば、マスクのようなものかな。
ですから、その選択範囲には階調があり、くっきりとした境界でなくても
中間調のある境界しとて保持することができます。

それでは、パスはというとこれははっきりとした境界を示します。
このパスというやつは使い道がたくさんあって、ほんとうによく使います。
パスはペンツールで作るものですが、その他にも選択範囲から作成する
方法もあります。またその逆も可能です。
パスの機能としては、描画色で塗りつぶしたりパスの境界を描いたり
選択範囲に変換したり選択範囲からパスを作成したりペンツールで作成したり
アンカーポイントを編集したりといったことができるのです。
アンカーポイントを右クリックすればいろいろ出てきますよ。

そうそう、一つ注意しておかなくては・・・
パスを作るときは、必ず新規パスを作成してから
そこへパスを作っていった方が安心です。
そのままペンツールで作っていくと、作業用パスというものが自動的に
作成されますが、何かの拍子になくなてしまうことがよくあります。
もし、作業用パスで作っている場合は、作業用パスをダブルクリックして
パスを保存しましょう。
作業用パスとは、保存されていないパスのことですから。





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［連載］　　思いつきのショートコラム

「はずかしいポーズ」

みんな大人になるにつれて、なかなか行動に移せないことって
増えてきたように思いませんか。

小さな子供がかっこいいと思ってよくやっている変身とかのポーズも、
根拠の無い恥ずかしさが邪魔をして
ちょっとやってみようかな、なんてとてもできないよね。
同じように、大声を出してみたり思いっきり全力疾走してみたり
強引に意見を押し付けたりって、最近はどこかで加減をしているよね。

ちょっとやってみませんか、まずはひとけの無い屋上に昇って。
最初は暗くて目立たない夜がいいかな。
肩幅に足を開いて姿勢良く立ちます。
左手を腰に当てて空を見上げます。
右手で頭上の月や明るい星をまっすぐに指差してみましょう。
腕はまっすぐに伸ばしてできるだけ上にあげたほうがいいですね。
なんか、変身のポーズみたいで、ププッと笑ってしまいそうですが
とってもスッキリして気持ちいいですよ。

この時に、今ふんぎれないでいる事柄を大声でぶちまけられたら
すぐにでも解決できるかもしれません。
たいていの悩みごとは、すでに自分の中では解決しているはずです。

だれかにみつかって、ちゃかされたらどうしましょうって？
そんなこと決まっています。
怪しい雰囲気をかもし出して・・・おいでおいでをして・・・
仲間に入れてあげましょう。
・・・きもちいいよ〜って。





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デジタルフォトクラブ　（質問コーナー）

今月はお休みします。

メールのお便り募集しています。
　　　このデジタルフォトクラブのコーナーは
　　　　　　　読者の皆様からの質問やご意見にお答えするコーナーです。
　　　質問でも意見でもなんでもおよせください。
　　　あて先はtsuji@chitanet.or.jpです。このメールに返信してもＯＫね。





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いいもの紹介

「ペーパークラフト」

夏休みも終わりですね。
そして初秋の夜は、虫の音をバックにビールを飲みながら
少しづつペーパークラフトを作ってみましょう。

意外にも大手メーカーでは、ペーパークラフトのデータがダウンロード
できるところが多くあります。
一度いろいろなメーカーのWebサイトをのぞいてみましょう。
ヤマハのバイクとか、めちゃくちゃ凝ったものがあります。

メーカーの他にもおもしろいものがいっぱい。
なにかミニチュアで欲しいものがあれば、検索をかけてみます。
たいていのものは見つかるでしょうね。

せっかくだから、ただダウンロードして組み立てるのではなく、
自分なりのペインティングをしましょう。
でも、組み立ててから絵の具で塗るのではおもしろくありません。

ペーパークラフトのデータは、レタッチソフトで開いて、パソコン上で
色を塗ったり絵や写真を貼り付けたりしてからプリントアウトします。
オリジナルのペーパークラフトの出来上がりです。





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