55F 資料室
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━━━━━ インターネットメールで届く・デジタル写真専門誌 ━━━━━
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┏┏┏┏ デジタル写真セミナー 2002 9月号 No.77
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まぐまぐ発行・配送数: 8930 部
めろんぱん発行・配送数: 923 部
《目次》
・ [特集] キャノンD60 VS ニコンD100
・ [連載] 入力の知恵・画像の知識
(デジタルカメラを使いこなそう! Part34)
・ [連載] ちょっとかしこいフォトショップ・テク
(ショートカットのズームツール)
・ [連載] 思いつきのショートコラム
(動きのある写真)
・ いいもの紹介 (オリンパス C-4100 ZOOM)
□ 広告募集 http://www.chitanet.or.jp/users/tok/koukoku.html
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===== はじめに =====
今緩やかな速度で写真組合知多の4つの支部をまとめて
ジュニアの会発足を進めています。
ジュニアと言っても、ぼくはもう36歳だけどね。
まぁ、それとは違うんだけど、
引き続き、写真関係者向けの何かを始めようとしています。
それ以上に緩やかな速度だけど、
メール等で力を貸してくれる人、募集しています。
どっちもちったぁ関係あるかな。
とりあえず、準備委員会としてMLでも作ろうかな・・・
ご意見ご感想や、何かお恵みは tsuji@chitanet.or.jp まで!
必ず返信いたしますので、なかなか返事がないなぁってときは
何かのトラブルの可能性がありますのでもう一度送信して下さいね。
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[特集] キャノンD60 VS ニコンD100
今回は、一眼レフデジタルカメラの比較テストをしてみた結果をお伝え
することにします。ただ、一眼レフタイプと言うと、なかなか手が出ない
価格になってしまいますが、ここへ来て解像度や画質が十分以上に
使える機種が安く出てきたりのでちょっとテストしてみました。
なぜキャノンD60 VS ニコンD100なのかは、以上のような理由で、
キャノンEOS1D VS ニコンD1Xの方がかっこいいのはわかってるけど
このデジセミでやる意味がないと思いました。
細かな評価は、メールマガジンという都合上難しいですが、個人的な
意見として評価すると、かなりおもしろい結果がでました。
まず、みなさんの気になるところはどっちがいいかという総評ですよね。
結果は、ぼくはキャノンを使います。でも今注文してもなかなか手に入らない
カメラなので、すぐに必要なればニコンしか選択またはないことになります。
フジのS2proもすぐに手に入りますが、ちょっと使いたくはありません。
S1proでひどい目にあってるし、フジ全般に言えることは、
スタジオでは使づらいということです。色温度関係のところに
問題があるし、シャドーノイズもすごいからね。
今回の比較で、各社の標準露光にかなり違いがあることもわかりました。
なぜか1絞り以上の濃度差が出ています。
どうみてもキャノンは白が飛び気味で、ちょっと明るめになり、
ニコンはかなり暗く写りました。
コントラストも、キャノンは高く、ニコンは低いので、
後処理で調整するならニコンの方が情報量の多い画像なのですが、
細部の表現がまずく、シャープさが足りません。
どうしてもここの部分がゆるせないんです。
普段手軽に使っているオリンパスのコンパクトデジカメの方が
シャープさも色再現も上に感じています。
つい最近遊び用に手に入れたオリンパスのC-4100zoomなんか
すごい描写力です。このあたりは不思議なくらいです。
なぜこんなにニコンD100が見劣りするのか、おかしいと思ったので
レンズを付け替えて再撮影してみました。
標準で付いている暗いズームレンズと高価な明るいレンズの比較です。
結果ははっきりと違いが出ました。やはり高いレンズはそれなりの価値が
あるんですねぇ・・・ただ明るいだけではありませんでした。
それでもC-4100zoomよりも残念な結果なのはなぜ?
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[連載] 入力の知恵・画像の知識
「デジタルカメラを使いこなそう! Part34」
「何を伝えるのか」 〜いちばん大切なこと〜
「納得して反省しよう」
写真上達の近道は、多くの写真を観察して疑似体験するという方法も
ありますが、自分でも多く撮って出来上がりを観察することが一番です。
このときに、ちゃんと狙いがおさまっているかどうかが重要です。
ですから、写真の撮影からプリントの観察まで短時間であった方が
より撮影時の思いを覚えていますので、ちゃんと観察できるのです。
思い通りに写せた部分は、その方法を十分理解して、
どうしたからうまく出来たのかを納得する必要があります。
そのパターンをしっかり収得すれば、レパートリーがまたひとつ
増えたことになります。次の機会にまた再現できるようになるために
ここはしっかりと突き詰めていかなければならない部分です。
うまく出来なかった部分も同じように失敗のパターンを
入口で判断できるように覚えておかなければなりません。
撮影したら出来るだけすばやくプリントして、じっくり観察して
十分理解して納得し、素直に反省します。
この繰り返しの数が写真慣れなのかもしれませんね。
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[連載] ちょっとかしこいフォトショップ・テク
「ショートカットのズームツール」
今回は、とっても簡単で便利なショートカットのご紹介です。
いろいろなところでフォトショップの講習会をやっていて思ったことですが
表示画像の拡大縮小にいちいちツールパレットの虫眼鏡を使う人が
なんて多いことか・・・
少し慣れている人でも、ナビゲーターパレットを使うくらいで、
なかなかショートカットを使っている人が少なく思いました。
デジセミのおすすめは、「Ctrl」+「+」で拡大、「Ctrl」+「−」で
縮小という表示に関するショートカットです。
マックの場合は、「コマンド」+「+」、「コマンド」+「−」です。
なぜショートカットを使う必要があるかというと、
アンシャープマスクやトリミングツール等のいろいろな操作の適用中には
ショートカット以外の操作を受け付けないからです。
例えば、3000×2000ピクセルくらいの大きな画像を正確な位置でトリミング
する時に、全体表示の状態でトリミングツールを操作すると、
表示が小さいので正確な位置に定まりません。
ここで「Ctrl」+「+」で表示を拡大していき、スクロールで位置を動かせば
トリミングの境界の部分拡大が出来ます。
また、アンシャープマスクでも、等倍にする前に実行してしまっても
このショートカットで等倍まで持っていけば、効果が目で確認できます。
「+」「−」のキーは、デスクトップならキーボードの一番右端の方に
ありますので、左下の「Ctrl」キーや「コマンド」キーは空いている左手で
簡単に押せますし、「+」「−」のキーはマウスを持つ右手の親指で
便利に操作することが出来るはずです。
ショートカットの操作しか出来ないとき以外にも、便利ですよ。
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[連載] 思いつきのショートコラム
「動きのある写真」
写真が動くわけないじゃん。
全くそのとおりで、動いたら動画になってしまいます。
見る角度を変えると動いたように見える仕掛けもありますが、
動きのある写真って一体どういうことなんだろう。
あるカメラマン仲間は、流し撮りすればそれなりに見えると言いました。
そしてまた他のカメラマンは、ブレ感だと言う。
どれも正解で、いちばんわかりやすい表現だと思う。
では、わかりにくい動きのある写真ってなんだろう。
はっきりしたことはわからないけど、
きっと画面の中に流れのある写真なんだと思う。
川が流れていたり、滝が写っていたり・・・おい、ちがうだろう!
(メールで、しかもひとりでつっこむのは寂しいもんだ)
多分、視線の流れというか、視線の導き方にもあると思うし、
また、被写体の力の方向性も重要な動きだと思う。
おっと、被写体の力の方向性?これは興味深いテーマだ。
しばらくはこのテーマで楽しめそう・・・
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デジタルフォトクラブ (質問コーナー)
今月もお休みします。
メールのお便り募集しています。
このデジタルフォトクラブのコーナーは
読者の皆様からの質問やご意見にお答えするコーナーです。
質問でも意見でもなんでもおよせください。
あて先はtsuji@chitanet.or.jpです。このメールに返信してもOKね。
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いいもの紹介
「オリンパス C-4100 ZOOM」
じつのところ、このカメラを買うつもりはなかった・・・
本当はキャノンD60を注文したが、なかなか手に入らないということで、
その当面のつなぎで使える安いカメラを使うことにした。
条件は、スナップ用に普段持ち歩けるカメラで、そこそこ軽いこと、
ワイド側に強いズームであること、自然な発色であること、
シャッターと絞りが任意に設定できること、外部ストロボが使えること、
ヒストグラムが確認できて、そこからの露出補正が使いやすいこと、
キャビネサイズで使える400万画素クラスであること、
ストロボ使用時も色温度の任意設定が有効であること、
そしてなにより安いこと。
スナップ用と言うことで、ごっつくて重い高級機系はパス。
その残った中から外部ストロボが使えないものを却下していくと、
ほとんど選択の余地がないくらいになってしまいました。
フジのカメラは自然な発色というところで脱落。
ヒストグラム表示を見て露出補正できるカメラなんてあるんかいな。
そんな都合のいいデジタルカメラなんて・・・
「オリンパス C-4100 ZOOM」がありました。
まだ出たばっかなので、少々高くつくかもしれませんが、
こんなに希望にぴったりのものは、すぐに欲しい。
値が崩れる前にもとがとれるくらいシャッター切れば後悔は無し。
ただ、スマートメディアを使うところが残念です。
それから、不良品が多すぎる。またまた交換だよ。
シンクロ接点のピンの長さには気をつけてね。
秋にC-5050ZOOMがXDメディア採用で出てくることも知っていたけど、
待てませんでした。
どうせ、もっと高いんだし。
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発行人 辻 徳明 tsuji@chitanet.or.jp
発行所 T+One DESIGN (辻写真館 デザイン部)
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Copyright (C) 1997-2002 by Tokuaki Tsuji
Presented by "PhotoStudio TSUJI" Sinmaiko, Chita-city, Aichi, Japan
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