59F 知恵と知識の間

「デジタルカメラを使いこなそう! Part39」 「光の読み方」 〜光の性質は見えにくい〜 「レフの効果」 レフ板というものをよく使いますが、このレフ板の使い方には ちょっとしたコツがあります。 銀レフと言われるギラギラと強く反射させるレフ板は、 文字通り反射板として補助光を当てる感覚で使うのが通常です。 それに比べて、白レフというものがあります。 じつはこちらのほうが使用頻度も高くて、色々な場面で使いでのある物 ですので、是非使い方をマスターしてほしいものです。 光にはまっすぐに進んだり反射したりするものばかりではなく、 溜まる感じになるものもあります。 白レフは、レフの全面近辺に光のパワーを溜め込んで その光溜まりの力を被写体に及ぼすような感覚で使うと 感じがつかみやすいと思います。←これ、重要だよ。 場合によっては、白レフで囲んで光溜まりをつくり、 この光が溜まり込んでいる中に被写体を置いて撮影することもあります。 当然のことですが、白レフは面積が大きいほどやわらかな光になり、 近づくほど光の力が強くなります。 わざわざレフ板というものを用意しなくても、 壁や空間、反射しやすい脇役、光を吸収しやすい脇役等を使いこなして 被写体のライティングをコントロールすることも出来ます。 モデルの衣装やエリとかでも、色とポーズによっては 半絞りほど顔の明るさが変わることがあるんです。
                
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